カテゴリー:化学・素材系
-
ポリプラスチックス、耐アルカリストレスクラッキング性に優れた「ジュラネックス532AR」を開発
ポリプラスチックスは2019年1月17日、ジュラネックスPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)のアルカリ環境下における耐ストレスクラッキング性の改質検討を進め、新グレードの「ジュラネックス532AR」を開発したと発表し…詳細を見る -
ボールに与える衝撃を直接計測――圧電組紐を活用した耐衝撃性ウェアラブルセンシングデバイスを開発 関西大学と帝人フロンティア
関西大学と帝人フロンティアは2019年1月15日、共同開発を進めている「圧電組紐」の形状の自由度や強靭性を活かして、強い衝撃がかかる箇所でも直接測定が可能なウェアラブルセンシングデバイスの開発に成功したと発表した。これに…詳細を見る -
2017年比で19.1%の増加予測――富士経済、汎用/スーパーエンプラと機能性樹脂市場の調査結果を発表
富士経済は2019年1月10日、自動車分野、スマートフォン/LEDに代表されるエレクトロニクス分野の需要増加が予想されるエンプラ関連市場を調査し、その結果を「2019年 エンプラ市場の展望とグローバル戦略」にまとめたと発…詳細を見る -
複雑な形状へと変形する強力なモーフィング素材
米ライス大学では、ディズニー映画の「フラバー」のように自由に形の変えられるソフトロボットや生医学向け材料の研究が行われている。 同学の化学および生体分子工学科の准教授で材料科学者のRafael Verduzco氏が…詳細を見る -
ユニチカ、「放熱ポリアミド樹脂」を開発――幅広い熱伝導率/耐熱性を備えた製品群を用意
ユニチカは2019年1月9日、さまざまな性能要求や熱マネジメントに適用可能な「放熱ポリアミド樹脂」の製品群を開発したと発表した。 多くのモーターを搭載するハイブリッド車(HV、PHV)や電気自動車(EV)の普及に伴…詳細を見る -
ゴム破壊のメカニズムを実験的検証により解明――タイヤの耐摩耗性能向上に期待 住友ゴムなど
住友ゴムは2019年1月9日、ドイツのライプニッツ高分子研究所と共同で、ゴム内部の空隙の発生からき裂発生までのメカニズムを解明したと発表した。この成果により、より優れた耐摩耗性能を持つゴムの開発が期待されるという。 …詳細を見る -
観葉植物で空気を浄化する――遺伝子組み換えポトスで空気中の有害物質の分解に成功
米ワシントン大学の研究チームは、観葉植物のポトスに遺伝子組み換え技術を適用して、空気中の有害物質の除去に成功したと発表した。遺伝子組み換え植物は、クロロホルムやベンゼンといった有害物質を分解するだけでなく、解毒後の成分を…詳細を見る -
ロケットの固体燃料も造形できる――強粘着性素材を扱える3Dプリンティング技術
アメリカのパデュー大学の研究者達は、一般の3Dプリンターでは難しい、粘着性の高い素材も扱える3Dプリンティング技術を開発した。 一般の3Dプリンターでは、粘着性が極度に高い素材を用いて高速かつ高分解能で造形すること…詳細を見る -
高速な磁壁移動を電界効果で制御することに成功――磁気メモリーデバイスの高性能化に道 東京大学など
東京大学、電気通信大学、日本原子力研究開発機構(JAEA)は2018年12月22日、絶縁体を介して磁石に電圧を加える「電界効果」という手法を用いて、秒速100メートルを超える高速な磁気の壁(磁壁: N極とS極の境界)の運…詳細を見る -
阪大、熱を伝える紙を開発――セルロースナノファイバーを高密度のシート材料へ成形し高い熱伝導性を発揮
大阪大学は2018年12月19日、同大学の研究グループが熱を伝える紙を開発したと発表した。これまで紙は断熱材として認識されていたが、セルロースナノファイバーを高密度のシート材料へと成形することで、高い熱伝導性を発揮するこ…詳細を見る