カテゴリー:化学・素材系
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車載用タッチパネルを、視認性を損なわずに大画面化できる感光性導電材料「RAYBRID」を開発 東レ
東レは2019年7月29日、車載用ディスプレイパネル用などに求められる高視認性や、大画面化、曲面化が可能な感光性導電材料「RAYBRID」の改良版を開発し、量産および販売を開始したと発表した。 従来のITO電極を用…詳細を見る -
汎用プラスチックの極細繊維が優れた圧電特性を持つことを発見――圧力センサーや発電素子の低コスト化に貢献 北陸先端科学技術大学院大学など
北陸先端科学技術大学院大学は2019年7月29日、京都工芸繊維大学、国士舘大学と共同で、電界紡糸法による極細繊維化によって、汎用プラスチックが優れた圧電特性を示すことを明らかにしたと発表した。 圧電性を示すプラスチ…詳細を見る -
失明を治療する――網膜を再構築する遺伝子治療
失明障害の遺伝子治療に関する注目すべき研究結果が、神経科学専門ジャーナル『JNeurosci』に発表された。それによれば、マウスを使った研究において、遺伝子治療によって網膜が自身を再構成し、正常な光反応を取り戻すことがで…詳細を見る -
ムール貝を模倣した生体材料を利用――油汚染や排水を浄化する研究
パエリヤやパスタ料理の食材としてポピュラーなムール貝は、「足糸(そくし)」と呼ばれる細い繊維で船底に張り付き、地中海から世界の海へ広がったといわれている。ムール貝は船底にダメージを与える厄介な密航者だが、これを水の浄化に…詳細を見る -
冷却すると膨張する磁性結晶の仕組みを解明 OISTら
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年7月25日、ハンガリー科学アカデミー、東京大学らと共同で、冷却すると膨張する磁性結晶の仕組みを理解することに成功したと発表した。 通常、多くの物質は加熱すると膨張し、冷…詳細を見る -
1つの光子から2つの電子を生成――理論限界を超えるエネルギー効率を持つ太陽電池を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、従来のシリコン太陽電池の理論的限界を上回る変換効率を持つ太陽電池を作製する手法を開発した。通常、シリコンベースの太陽電池では、1つの光子から生成できる電子は1つだけだが、…詳細を見る -
バイオマスプラスチック原料「エコニコール」が、ZMPの新型自動運転車「Robocar Walk」に採用 三井化学SKCポリウレタン
三井化学と三井化学SKCポリウレタンは2019年7月23日、バイオマスプラスチック原料であるバイオポリオール「エコニコール」が、ZMPが販売する自動運転車両「RoboCar Walk」に採用されたと発表した。Roboca…詳細を見る -
親水性汚れと疎水性汚れの両方を抑制する新素材「デュアルバリアマテリアル」を開発 三菱電機
三菱電機は2019年7月23日、プラスチックに配合するだけで、砂塵やほこりなどの親水性汚れと、すすや油煙などの疎水性汚れの両方の付着を抑制する新素材「デュアルバリアマテリアル」を開発したと発表した。同社が2019年秋に発…詳細を見る -
負の屈折率温度係数を持つ半導体物質を発見―――ハロゲン化金属ペロブスカイトを用いた光学温度補償に成功 京都大学
京都大学は2019年7月22日、負の屈折率温度係数を持つ半導体物質を発見したと発表した。 多くの半導体デバイスでは、温度上昇に伴い屈折率温度係数も大きくなる特性がある。そのために温度によって光学特性が変化してしまう…詳細を見る -
バイオエタノールからブタジエンを高効率で生成する触媒システムを短期間で開発――インフォマティクスを活用し開発期間を短縮 横浜ゴムなど
横浜ゴムは2019年7月22日、産業技術総合研究所および先端素材高速開発技術研究組合と共同で、バイオエタノールからブタジエンを効率良く生成する触媒システムを、インフォマティクス(情報科学)を活用して開発したと発表した。 …詳細を見る