カテゴリー:化学・素材系
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孔がない酸化グラフェンを合成して薄膜化し、水素イオンバリア膜を作製 熊本大学
熊本大学は2024年9月4日、構造内に「孔」がない酸化グラフェンを合成して薄膜化することで、水素イオンバリア膜を作製したと発表した。リチウム箔に孔を持たない酸化グラフェンをコーティングし、リチウム箔を水滴から守ることに成…詳細を見る -
高温での物性安定性、変形安定性を付与した新規熱可塑性エラストマーを開発 名古屋工業大学
名古屋工業大学は2024年9月4日、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業において、結合交換コンセプトを拡張した新規熱可塑性エラストマー(TPE)を開発したと発表した。高温での物性安定性、変形安定性を付与してい…詳細を見る -
光を99%以上吸収する超黒色材料へと木材を加工する方法を発見
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学は2024年7月30日、同大学の研究チームが、可視光を99%以上吸収する超黒色材料へと木材を加工する方法を発見したと発表した。 通常の黒色塗料は光の約97.5%を吸収するのに対し…詳細を見る -
太陽光と水から水素を製造する高効率光触媒を開発
米オレゴン州立大学は2024年7月25日、同大学の研究チームが太陽光と水から水素を高効率に製造する光触媒を開発したと発表した。同触媒は、自動車の燃料電池やアンモニアを含む多くの化学物質、金属、プラスチックの製造などに使用…詳細を見る -
流動する溶融した金属が凝固する様子を可視化する装置を開発 産総研
産業技術総合研究所(以下、産総研)は2024年9月3日、溶融した金属が流動しながら凝固する様子を可視化する装置を開発したと発表した。 アルミニウムは融点が660℃と比較的低く、溶解によるリサイクルが容易だ。一方で、…詳細を見る -
有毒物質PFASを水から除去する技術――3Dプリントされた多孔質材料を使用
英バース大学の研究者らは2024年7月31日、セラミックインクを使用して作成した「モノリス」と呼ばれる多孔質材料によって、水に含まれる有害物質PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)を75%…詳細を見る -
宇宙のガンマ線で生じる欠陥を自己修復する特殊なガラスを発見
セントラルフロリダ大学(UCF)は2024年7月25日、同大学の研究チームが、マサチューセッツ工科大学(MIT)を含む研究チームと共同で、特殊なカルコゲナイドガラスの自己修復能力を発見したと発表した。カルコゲナイドガラス…詳細を見る -
アルミニウムと海水とカフェインから水素燃料を生成する手法を考案 MIT
飲料用缶にも使用されているアルミニウムと水を接触させると、水素と熱が発生する。しかし、この反応はアルミニウムが純粋な状態でのみ可能だ。アルミニウムは空気中ですぐに酸化するため、薄いバリアのように表面を酸化アルミニウムが覆…詳細を見る -
学研「科学と学習」のふろくに見る、ものづくりの原点——Makerを育てた昭和の懐かしアイテム
「科学と学習」と聞いてピンとくる人は40代以上のベテランMakerだろう。昭和の子どもたちは毎月ドキドキしながら箱を開け、ふろくを組み立てて実験や工作を楽しんだ。今の子どもやその親世代はほとんど知らないだろう。 2…詳細を見る -
クモ糸が複雑な階層構造を持つ固体繊維に変化する過程を解明 理研
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターの沼田圭司氏らの研究チームは2024年8月28日、クモ糸が複雑な階層構造を持つ固体繊維に変化する過程を解明したことを発表した。超高性能、低環境負荷の次世代型繊維材料の開発への貢…詳細を見る