カテゴリー:化学・素材系
-
5G/6G通信帯の電波を透過する透明な遮熱窓を作製――アルミ製の遮熱メタマテリアルを開発 東北大学
東北大学は2023年10月16日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、アルミ製の遮熱メタマテリアルを開発し、5G/6G通信帯の電波を透過する透明な遮熱窓を作製したと発表した。 気温が高い環境下では、太陽光のエネ…詳細を見る -
PBSを分解する海洋細菌を発見、分解酵素も特定――海洋分解性プラスチック開発に寄与 北海道大学と三菱ケミカル
北海道大学は2023年10月16日、同大学大学院水産科学研究院や三菱ケミカルグループらの共同研究チームが、海洋での分解性が乏しいポリブチレンサクシネート(PBS)を分解する海洋細菌を発見したと発表した。また、同細菌からP…詳細を見る -
マルチマテリアル成形品を発泡で分解する技術を開発 金沢大
金沢大学は2023年10月11日、物理発泡によってマルチマテリアル成形品を分解することに成功したと発表した。プラスチックと金属、ガラス繊維、炭素繊維など複数の異なる材料を一体化させて製造されるマルチマテリアル成形品は、先…詳細を見る -
高圧氷Vと水の界面に水と混ざり合わない未知の水を発見 東北大、北海道大、鳥取大、東大
東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教は2023年10月10日、北海道大学、鳥取大学、東京大学と共同で、高圧氷Vと水の界面に水と混ざり合わない未知の水を発見したと発表した。これまでの研究で、さまざまな氷と水との界面にで…詳細を見る -
CO2を20%混合した合成ガスからFT合成燃料を生成 住友重機械工業
住友重機械工業は2023年10月12日、群馬県立産業技術センターの協力を得て、二酸化炭素(CO2)を20%混合した合成ガスからの、FT合成燃料の生成に成功したと発表した。この研究から、発電所や工場などから排出されるCO2…詳細を見る -
廃プラスチックを実質コストゼロでアップサイクル――水素とグラフェンを得る一石二鳥の「フラッシュ・ジュール加熱法」
水素は、化石燃料に代わる有望な燃料として注目されている。しかし、一般的な水素製造法である水蒸気メタン改質(Steam-Methane Reforming:SMR)では二酸化炭素が発生する。また、再生可能エネルギーを利用し…詳細を見る -
量子コンピューターで化学反応速度を1000億分の1に減速――フェムト秒の現象をミリ秒で観測可能に
豪シドニー大学の科学者たちは、量子コンピューターを用いて、化学反応における重要な過程の進行速度を1000億分の1に減速させることで、直接観察することに初めて成功した。この研究は2023年8月28日付で『Nature Ch…詳細を見る -
「尿のにおい」の決め手はハチミツの香り? —分析機器を上回る人間の感覚とは—
はき倒した下着が発する、いやーな尿のにおい。この尿のにおいを人工的に再現したところ、「尿のにおいといえばアンモニア」という先入観を裏切る意外な成分が発見されました。人間の鼻や感性が、数千万円の分析機器を凌駕(りょうが)す…詳細を見る -
EVバッテリーや鉄道車両まで幅広い用途に対応する高いシール性を実現した、高発泡シリコーンフォームを開発 イノアック
イノアックコーポレーションは2023年10月6日、高発泡シリコーンフォーム「NanNex」の新シリーズとして高硬度のTL7404を開発し、ラインアップに加えたと発表した。 NanNexは耐熱性/耐寒性に優れ、低燃焼…詳細を見る -
Redwire 国際宇宙ステーションでヒトの半月板のプリントに成功
2023年9月7日、米Redwireは、国際宇宙ステーション(ISS)の3D BioFabrication Facility(BFF)で、ヒトの膝半月板の3Dバイオプリントに成功したことを発表した。米軍兵士の最も一般的な…詳細を見る