カテゴリー:化学・素材系
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電池不要のアクチュエーターも――光で分子構造が変わる「フォトクロミック結晶」を使った複合材料を開発
コロラド大学ボルダー校の研究チームが、光の照射によって分子構造が変化するフォトクロミック結晶を用いて、弾力性のある高分子複合材料を開発した。光照射するだけで電気や熱の介在なしに、迅速な機械的変形を100サイクル以上繰り返…詳細を見る -
EVバッテリーの熱暴走時でも形状や絶縁性を維持できる樹脂材料を開発 ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは2023年9月11日、電気自動車(EV)バッテリー熱暴走時の温度域でも形状や絶縁性を維持できる樹脂材料「DURAFIDE PPS 6150T73」を発表した。 EVに用いられるリチウムイオン電池…詳細を見る -
MIT、日本の切り紙の技法を使って軽量かつ丈夫な構造体を作製
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、切り紙を応用して軽量かつ丈夫な構造体を製作した。日本の切り紙の技法で作られた丈夫な金属格子は、コルクよりも軽く、カスタマイズ可能な機械特性を持つという。 同研究成果…詳細を見る -
欧州、EVの急速充電ステーションを60kmごとに設置を義務付けへ
欧州理事会は2023年7月25日、欧州全域における急速充電および水素ステーションの増設に向けた新法案を採択した。 採択された「代替燃料インフラ規則(AFIR:Alternative Fuel Infrastruct…詳細を見る -
無機機能性材料の特性を容易に向上させる技術を共同開発――アニオン組成を自由自在に制御 東北大学ら
東北大学は2023年9月11日、九州大学、東京都立大学と共同で、外部からの電圧印加のみで、無機機能性材料のアニオン組成を制御する技術を開発したと発表した。 無機機能性材料の特性を向上させるための手段として、アニオン…詳細を見る -
全世界の石炭使用量が83億トンに増加――アジアでの成長による新記録
IEA(国際エネルギー機関)は、2023年7月版の石炭市場に関するレポート「This Coal Market Update」のなかで、2022年の石炭消費量が前年比3.3%増の83億トンだったと発表した。この数字は新記録…詳細を見る -
廃プラスチックをアップサイクルして石鹸を作る
プラスチックごみが問題となる中、廃プラスチックを価値のある化合物の原料として利用することは魅力的だ。バージニア工科大学の研究チームは、プラスチックから石鹸を作る手法を開発した。プラスチックを界面活性剤として知られる化合物…詳細を見る -
QST基板上でのGaN剥離、異種材料基板への接合技術を開発――縦型GaNパワーデバイスの実現に寄与 OKIと信越化学工業
OKIと信越化学工業は2023年9月5日、QST基板からGaN機能層のみを剥離し、異種材料基板に接合する技術を開発したと発表した。GaNの縦型導電が可能となるため、大電流を制御できる縦型GaNパワーデバイスの実現に寄与す…詳細を見る -
コーヒーかすを再利用――バイオ炭を使ってコンクリートを30%強化する
オーストラリアの研究チームは、使用済みのコーヒーを原料とするバイオ炭を開発し、このバイオ炭を用いてコンクリートの強度を約30%向上することに成功した。貴重な資源になりつつある砂の代替品として、有機性廃棄物を利用できる可能…詳細を見る -
月でもインナーは清潔に――ESA、洗濯不要の宇宙服用繊維を開発
欧州宇宙機関(ESA)が惑星探査用のテキスタイルを開発するプロジェクトの一環として、洗濯なしで衛生状態を保つ宇宙服のインナー開発に取り組んでいる。活用するのは微生物の二次代謝産物だ。 月面や宇宙空間で使用される宇宙…詳細を見る