カテゴリー:化学・素材系
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細胞を30歳若返らせるアンチエイジング手法を発見――画期的な再生医療が可能に
英国バブラハム研究所の研究チームは、ヒトの皮膚細胞を30歳若返らせることに成功した。まだ研究の初期段階ではあるものの、再生医療における画期的な成果だ。研究成果は、『eLife』誌に2022年4月8日付で公開されている。 …詳細を見る -
宇宙空間にて3Dプリンターで人工衛星アンテナを製造する技術を開発 三菱電機
三菱電機は2022年5月17日、宇宙空間にて3Dプリンターで人工衛星アンテナを製造する技術を開発したと発表した。 同社は今回、サポート材が不要なフリーフォーム3D積層造形を真空中で可能とすべく、3Dプリンターや紫外…詳細を見る -
パウダー化したエンプラを開発――多種多様な製造方法に適用可能 ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは2022年5月11日、パウダー化したエンプラ「DURAST Powder(エンプラファインパウダー)」を開発したと発表した。 同社では、射出成形や押出成形向けにペレット形状のエンプラを提供してい…詳細を見る -
鉄さび成分から人工光合成に有用な固体触媒を共同開発――CO2を効率的に資源化 東工大ら
東京工業大学は2022年5月16日、鉄さびに含まれる成分から、二酸化炭素を効率的に資源化する人工光合成に有用な固体触媒を共同開発したと発表した。 光エネルギーを利用してCO2から有用物質を得る「人工光合成」系の研究…詳細を見る -
塩を通さず水だけを超高速で通す、フッ素化ナノチューブを開発 東大が海水淡水化に期待
東京大学は2022年5月13日、同大学院工学系研究科の研究グループが、内壁をフッ素で覆った微細なナノチューブを開発したと発表した。塩を通さずに水だけを超高速で通すことができ、海水を淡水化する技術への応用が期待される。研究…詳細を見る -
昼は涼しく夜は温かい家――環境に優しい建築用蓄熱材料を開発
マルティンルター大学ハレヴィッテンベルク(MLU)とライプツィヒ大学の研究チームは、高い形状安定性と効率を備え、環境にも優しい蓄熱材料を開発した。大量の熱を吸収することが可能で、壁材に使うことで建物のエネルギー効率を大幅…詳細を見る -
MITとスタンフォード大、効率的なガス分離を可能にする新素材を開発
MITとスタンフォード大学の共同研究チームが、混合ガスから個々のガスを非常に高い効率で分離する、選択的透過性の高いメンブレン材料を開発した。新しい種類のポリマーとして提案されている「ラダーポリマー」を活用したものであり、…詳細を見る -
難加工材料のチタン合金を鋳造できる、安価な砂型を開発 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)製造技術研究部門 素形材加工研究グループ 前副研究部門長の岡根利光氏らは2022年5月11日、TANIDA、石川県工業試験場と共同で、伝統的な砂型鋳造法によるチタン合金部品の製造技術を開発した…詳細を見る -
一酸化炭素を多く含む気体から水素を精製する新手法――水素の回収率で新記録
高温のプロトン選択性高分子(ポリマー)電解質膜(PEM)を用いて気体から水素を分離する新手法が提案された。この研究は米ペンシルベニア州立大学が率いた研究チームによるもので、2022年3月11日付で『ACS Energy …詳細を見る -
マイクロ波による炭素繊維製造工程の省エネルギー化技術を共同開発 三井化学とマイクロ波化学
三井化学は2022年5月9日、マイクロ波化学と共同で、マイクロ波を活用して炭素繊維(CF)製造時のエネルギー消費を半減させる基盤技術を確立したと発表した。 同技術は、CF製造工程中で最もエネルギー消費の大きい耐炎化…詳細を見る