カテゴリー:化学・素材系
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新たな2D材料を求めて――データマイニングで金属酸化物系2D材料を探索する手法を開発
ヘルムホルツ研究機構ドレスデン-ロッセンドルフ(HZDR)を中心とした、ドイツとアメリカの共同研究チームが、グラフェン等とは異なる金属酸化物を基本とした新たな2D材料を探索する理論予測手法を構築した。3D材料ブロックから…詳細を見る -
量子ドットとMOFの複合体を用いた人工光合成でギ酸を合成 GSアライアンス
GSアライアンスは2022年4月7日、量子ドットと金属有機構造体(MOF:Metal Organic Framework)を複合化させた独自触媒を用い、二酸化炭素(CO2)と水、太陽光エネルギーにより、人工光合成でギ酸の…詳細を見る -
自動車向け冷間加工用の980~1180MPa級高張力鋼板を共同開発 JFEスチールと独tkSE
JFEスチールは2022年4月4日、ドイツのティッセン・クルップ・スチール・ヨーロッパ(tkSE)と共同で、冷間加工用の980~1180MPa級高張力鋼板(ハイテン)を新たに開発したと発表した。 自動車車両設計では…詳細を見る -
3DプリンターFDMによる連続ガラス繊維強化樹脂の造形技術を開発――引張強度が3倍
3Dプリンターの熱溶解積層方式(FDM)は、樹脂フィラメントを高温で溶かし、積層させて造形する方式で、3Dプリント技術の中で最も広く利用されている技術である。イラン高分子石油化学研究所の研究チームが、FDMに用いるABS…詳細を見る -
高容量リチウムイオン電池の発火に耐える「難燃軽量シート」を開発 積水化学
積水化学工業は2022年3月31日、高容量リチウムイオン電池の激しい発火に耐え、炎上事故などを防止できる「難燃軽量シート」を開発したと発表した。 独自開発の高難燃性樹脂、塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)をガラスマッ…詳細を見る -
水素液化に対応可能な磁気冷凍材料を開発 NIMSや東北大
物質・材料研究機構(NIMS)は2022年4月1日、東北大学、高輝度光科学研究センター(JASRI)と共同で、水素の液化に必要な全温度範囲(77~20K)に対応できる新たな高効率磁気冷凍用材料を開発したと発表した。低コス…詳細を見る -
傷は縫わずに貼って直す――MIT、縫合糸の代わりになる手術用「ダクトテープ」を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)を中心とする研究チームは、生体組織や臓器に粘着テープのように貼り付けて傷口を塞ぐ医療用パッチを開発した。貼り付けるだけで利用でき、従来の縫合糸に代わる組織修復剤として期待できる。研究成果…詳細を見る -
暗黒エネルギー分光器による調査から過去最大の宇宙3Dマップを作成
米エネルギー省ローレンス・バークレー国立研究所が2022年1月13日、これまでで最も大きく詳細な宇宙の3Dマップを作成したと発表した。マップの作成には暗黒エネルギー分光器(DESI)を用い、7カ月間を要した。これでもまだ…詳細を見る -
新手法により、燃料電池触媒の酸素還元反応活性を2倍以上向上 量研、東大、原子力機構
量子科学技術研究開発機構(量研)量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所 プロジェクトリーダーの八巻徹也次長らの研究グループは2022年3月31日、東京大学、日本原子力研究開発機構とともに、イオンビーム照射した炭素材料に白金…詳細を見る -
合成ガスかエチレンか――二酸化炭素とエタンの反応を制御する触媒を開発
二酸化炭素(CO2)とエタン(C2H6)を反応させると、反応経路の違いにより合成ガス(水素と一酸化炭素が主成分)やエチレン(C2H4)など異なる化合物が生成する。温室効果ガスであるCO2と天然ガス中に含まれる炭化水素であ…詳細を見る