カテゴリー:電気・電子系
-
1時間に約9MW、風力発電の最高記録を更新――2万4000世帯弱の電力消費に相当
MHI Vestas Offshore Windの新型風力発電設備の試作機が2017年1月26日、24時間で21万5999.1kWhを発電し、風力発電の世界最高記録を更新した。1時間当たり約9MWの発電性能を誇ることにな…詳細を見る -
日本電波工業とJAXA、ツインセンサ方式でアウトガスの計測精度を上げる「Twin QCM」を共同開発
日本電波工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年3月10日、プラスチックや接着剤といった宇宙用材料などから出るガス(アウトガス)を真空状態で計測する新システム「Twin QCM(Quartz Crystal M…詳細を見る -
電子回路をタトゥシールで実装――早稲田大学、皮膚に貼り付けられる超薄型デバイスシートを開発
早稲田大学の研究チームは、SBS熱可塑性エラストマフィルムを使った超薄型デバイスの製造方法を開発した。厚みは僅か750nmと極薄で、弾性と柔軟性は従来のポリマナノシートの50倍だという。 同チームの開発した方法では…詳細を見る -
NEC、優れた放射線耐性を持つFPGAを開発 宇宙環境での利用を想定
NECは2017年3月7日、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、宇宙空間での利用を想定した優れた放射線耐性を持つFPGA「NB-FPGA」を開発したと発表した。 NB-FPGAは、NEC独自の金属原子移動型スイッ…詳細を見る -
液体金属を使って原子レベルの薄膜形成に成功――集積回路の積層技術を飛躍させるか
集積回路の処理能力の向上と製造コスト削減を図ろうと、同一面上に薄い電子チップを数多く積層する技術の研究が進んでいる。 しかし既存の製造技術では、スケールアップが難しかったり、550℃以上の高温でないと機能しなかった…詳細を見る -
産総研、太陽電池の表面電場を可視化する新技術を開発——変換効率の向上に貢献
産業技術総合研究所(産総研)とSCREENは2017年3月3日、レーザー光の照射によりシリコン基板表面から発生するテラヘルツ波の波形を測定する技術と、コロナ放電によって表面電荷を制御する技術を組み合わせて、太陽電池の表面…詳細を見る -
古河電工、半導体の品質を向上させる新型「半導体用テープ」を開発
古河電工は、「レーザーグルービング(溝加工)+プラズマダイシング工法」向けの新たな半導体用テープ「プラズママスク付きバックグラインド(BG)テープ」と「エキスパンド分割用ダイシング・ダイアタッチフィルム(D-DAF)」を…詳細を見る -
三菱電機、SiCを用いたパワー半導体の新製品「SiC-SBD」を発売
三菱電機は、パワー半導体の新製品として、SiC(炭化ケイ素)を用いた「SiC-SBD」を3月1日から順次発売すると発表した。エアコンや太陽光発電などの電源システムの低消費電力化・小型化に貢献する。 同社では、省エネ…詳細を見る -
理研、マイクロ流体構造を用いたミドリムシの3次元運動制御に成功
理化学研究所(理研)は2017年2月28日、パルス波が非常に短いフェムト秒レーザを用いて、ガラスマイクロチップ内部の3次元マイクロ流体構造へ自在に金属薄膜を堆積させて金属配線を施す技術を開発したと発表した。 3次元…詳細を見る -
理研、殺菌用の深紫外LEDの効率を従来比約5倍に向上 低圧水銀ランプに迫る高効率
理化学研究所(理研)は2017年2月27日、殺菌用の深紫外LED(発光ダイオード)を従来の約5倍、高効率化することに成功したと発表した。理研が今回開発した深紫外LEDは、現在殺菌灯として用いられている低圧水銀ランプに匹敵…詳細を見る