タグ:研究
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新しい材料を用いた熱電モジュールの高性能化に成功 NIMS
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は2024年10月23日、資源豊富で安価なMg3Sb2系の熱電材料に関して、性能を大幅に高性能化したと発表した。インジウム(In)ドーピングと焼結時間の制御により、電子伝導を…詳細を見る -
バイオマスを「超」急速熱分解する技術を開発――マイクロ波の電場加熱と磁場加熱を空間的に分離 九州大学ら
九州大学は2024年10月23日、同大学と東北大学、産業技術総合研究所、みなも、東京工業大学の研究グループが、マイクロ波の電場加熱と磁場加熱の空間的な分離により、バイオマスを効率的に「超」急速熱分解する技術を開発したと発…詳細を見る -
極低温の原子気体を用いて、減衰しにくい磁気の流れを生み出す機構を発見 理化学研究所ら
理化学研究所(理研)は2024年10月21日、早稲田大学、東京大学、中国科学院大学と共同で、極低温の原子気体を用いて、減衰しにくい磁気の流れを生み出す機構を発見したと発表した。 理研によると、絶対零度近くまで冷やし…詳細を見る -
熱伝導度の低減による熱電特性向上のメカニズムを原子スケールで解明 九州大
九州大学は2024年10月18日、走査型透過電子顕微鏡を使い、熱電材料であるテルル化スズ(SnTe)に添加された銅原子の位置を、原子スケールで特定することに成功したと発表した。これによって、多様な銅原子由来の欠陥がSnT…詳細を見る -
VRを用いた運動が気分や実行機能を高めることを確認 新潟医療福祉大・筑波大
新潟医療福祉大学と筑波大学は2024年10月18日、仮想現実環境(VR)と自転車運動の組み合わせが、自転車運動のみの場合よりも実行機能と気分を高め、運動時の気分の高まりが実行機能向上効果と関係することを明らかにしたと発表…詳細を見る -
酸化モリブデンとカーボン系の複合粒子を合成できるプロセスを開発 名古屋工業大学
名古屋工業大学は2024年10月15日、同大学生命・応用化学類の研究グループが、常温かつ短時間で酸化モリブデンとカーボン系の複合粒子を合成できるプロセスを開発したと発表した。 安価で衛生的な飲料水を供給する手段とし…詳細を見る -
ムール貝に着想を得た脱着可能な水中接着剤を開発――ドーパミンと温度応答性高分子で構成 東北大学
東北大学は2024年10月11日、ムール貝が岩などに付着する能力から着想を得た、水中での脱着が可能なハイドロゲル接着剤を開発したと発表した。生体環境のような濡れた表面に材料を結合させることも可能で、医療機器の生体表面への…詳細を見る -
水を用いてビニル系プラスチックから炭素資源を回収できる技術を開発 信州大学と海洋研究開発機構
信州大学は2024年10月7日、同大学および海洋研究開発機構の共同研究チームが、水を用いてビニル系プラスチックから炭素資源を回収できる技術を開発したと発表した。 プラスチックによる環境汚染への対策として、使用済みの…詳細を見る -
JT-60SAがプラズマ体積160立方メートルを達成 ギネス世界記録に認定
量子科学技術研究開発機構(QST)は2024年10月4日、日欧共同で茨城県那珂市に建設したトカマク型超伝導プラズマ実験装置JT-60SAがプラズマ体積160立方メートルを達成し、「最大のトカマク型装置」としてギネス世界記…詳細を見る -
基本ブロックをあらかじめ配列し、組み上げるゼオライトの新合成法を開発 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2024年10月3日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や科学技術振興機構(JST)との研究グループが、ゼオライトの基本構造をあらかじめ配列させて組み上げる新たな合成手法を開発し…詳細を見る