カテゴリー:化学・素材系
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MIT、折り紙のようにたためる医療用パッチを開発――カテーテルで送り込んで体内の傷を塞ぐ
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、折り紙のように折りたたむことができて、生分解性を持つ新しい医療用パッチを開発した。既存の医療器具を介して体内の損傷箇所に貼り付けることが可能で、細菌感染症も防げることから…詳細を見る -
屈折率1.8、1.9の高屈折率ナノインプリント樹脂を開発――光学設計の自由度の向上へ NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2021年3月25日、光学接着剤の製造で培った屈折率制御技術を活用し、光学設計の自由度を向上する屈折率1.8、1.9の高屈折率ナノインプリント樹脂を開発した。 NTT-A…詳細を見る -
新たなカーボンスフィア合成方法を開発――原料は安価で安全、製法はスケーラブル
英スウォンジー大学は、環境に優しく、より早く、スケーラブルな方法で、カーボンスフィア(微小球状炭素)を作る方法を開発した。新たに開発された方法は、従来よりもシンプルかつ触媒/活性化剤も使わないCVD法(Chemical …詳細を見る -
バイオ燃料の製造コスト削減につながる補酵素生成技術を開発――人工光合成への活用にも意欲
バイオマスからブタノールやエタノールを製造するコストを半分にできれば、バイオ燃料やフレックス燃料が化石燃料との価格競争力を増してくるかもしれない。そう考えて研究に取り組んできた米オハイオ州立大学の研究チームは2021年1…詳細を見る -
【専門分野以外の知識、技術習得に関するエンジニア800人意識調査】 77.4%のエンジニアが今後「複数分野の専門知識が必要になると思う」と回答。DX推進やIT人材需要増がキャリア構築のキーワードに
ポイント エンジニアの8割が自身の専門分野以外の知識や経験が「必要になったことがある」と回答 自身の専門分野以外で必要になった分野で回答が多かったのは、「電気・電子」(38.5%)、「機械」(38.2%)…詳細を見る -
大気から150人分の水を生み出す持ち運び可能な機器、GE Researchなどが開発へ
米General Electric(GE)の技術開発部門、GE Researchの研究チームは2021年2月4日、米国防高等研究計画局(DARPA)による「AWE」(大気水抽出:Atmospheric Water Ext…詳細を見る -
アセチレンと二酸化炭素の混合物から、二酸化炭素を選択的に吸着する多孔性材料を開発 京都大学
京都大学アイセムス(物質-細胞統合システム拠点)が2021年3月18日、中国同済大学と共同で、アセチレンと二酸化炭素の混合ガスから選択的に二酸化炭素を捕捉する材料の開発に成功したと発表した。 アセチレンガスは、合成…詳細を見る -
MIT、スチールよりも強力で安定な分子ナノファイバーを開発
MITの研究チームが、水溶液中で自己組織化し、空気中でも構造を維持したまま、スチールよりも強いナノファイバーを形成できる分子系を考案した。親水性要素と疎水性要素の相互作用を利用して自発的にナノリボン状に整列させるとともに…詳細を見る -
ガルバニック腐食レスで190℃までの環境に対応する高温用ポリアミドを自動車用途で上市 BASF
BASFは2021年3月18日、高温用ポリアミドのポートフォリオを拡充する製品として、過酷な環境下に対応し、ガルバニック腐食レスでハイブリッドや電動パワートレインの使用要件に適合する「Ultramid B3PG6 BK2…詳細を見る -
高耐熱性と高強度を両立した炭素繊維プリプレグを開発――シアネートエステル系樹脂をベースレジンに使用 三菱ケミカル
三菱ケミカルは2021年3月17日、高耐熱性と高強度を両立したシアネートエステル系の炭素繊維プリプレグを開発したと発表した。250℃以上の耐熱性と、しなやかさや高い靭性を両立している。 航空機や自動車などのモビリテ…詳細を見る