カテゴリー:化学・素材系
-
海洋ゴミ問題の解決に向けて――回収した廃プラスチックを船上で燃料に変換する技術
世界中で年間115〜241万トンものプラスチックが川から海に流れ込んでいると推定されており、海洋プラスチックゴミ問題は地球規模で大きな問題となっている。オートメーション機器や航空機部品を製造しているHoneywellは、…詳細を見る -
セルロースナノファイバーとは? その特徴と用途を解説
昨今、バイオマス由来の新素材として期待されているのがセルロースナノファイバー(CNF)です。CNFはどのように作られ、どのような特徴があり、普及させるにはどのような課題を克服する必要があるのでしょうか。この記事では、日本…詳細を見る -
リストバンド型電気ヒーター用に洗たく可能な導電性糸を開発――ポリマーコーティングした綿糸を化学処理
温かさを持続し再利用可能で携帯可能な軽量ウェアラブルヒーター向けに、耐久性があり導電性を持つ糸が開発された。この研究はタイのタマサート大学を中心とした研究チームによるもので、2021年9月28日付で『ACS Applie…詳細を見る -
柔らかく伸び縮みする半導体デバイスを13.56MHzの高周波で駆動させることに世界で初めて成功 慶大
慶應義塾大学理工学部電気情報工学科 専任講師の松久直司氏は2021年12月9日、スタンフォード大学とともに、柔らかく伸び縮みする半導体デバイスを世界で初めて13.56MHzの高周波で動作させることに成功したと発表した。こ…詳細を見る -
1m角人工光合成セルで世界最高の太陽光変換効率10.5%を達成 豊田中央研究所
豊田中央研究所は2021年12月8日、太陽光エネルギーを利用して水とCO2のみから有用な物質を直接合成する人工光合成を1m角のセルで実証し、このクラスで世界最高となる太陽光変換効率10.5%を達成したと発表した。太陽光と…詳細を見る -
金属並みの低温900℃以下で酸化物系固体電解質を焼結――燃料電池や全固体電池の高速作製に期待 東北大学
東北大学は2021年12月8日、同大学大学院工学研究科の研究グループが代表的な固体電解質である酸化セリウムを金属並みの低温である900℃以下で焼結する条件と、そのメカニズムを解明したと発表した。脱炭素技術として重要な燃料…詳細を見る -
樹脂とは?プラスチックと違うの? その特性を解説
樹脂やプラスチックを使った製品は、一般家庭にも普及していますが、樹脂とプラスチックの違いを正確に理解している人は少ないようです。それでは製品を選んだり、使用する時に適切な判断ができません。樹脂とプラスチックの違い、樹脂や…詳細を見る -
どんな形にも無限に変えられる構造材料――数学モデリングと実世界のデモンストレーションで実証
あらゆる形状を取ることができ、その形状を保つことができる形状変化材料が開発された。この研究は米ハーバード大学ジョン・A・ポールソン工学・応用科学スクール(SEAS)によるもので、2021年10月19日付で『米国科学アカデ…詳細を見る -
さまざまな材料上に貼り付けられるFe3O4薄膜を作製――ウェアラブル素子やフレキシブル素子への応用に期待 大阪大学
大阪大学は2021年12月3日、同大学産業科学研究所の研究グループが、2次元シート状の六方晶窒化ホウ素(hBN)上でマグネタイト(Fe3O4)薄膜を成長させることで、さまざまな材料上に特性を維持したまま貼り付けられるFe…詳細を見る -
植物由来原料100%使用ペットボトルを開発――早期実用化を目指す サントリーら
サントリーは2021年12月3日、サントリーグループおよび米アネロテックが共同で、植物由来原料100%使用のペットボトル開発に成功し,試作品が完成したと発表した。 サントリーグループでは、2030年までにグローバル…詳細を見る