カテゴリー:化学・素材系
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視線を追って自動的に焦点を合わせるスマートグラス「autofocals」
スタンフォード大の研究者が、アイトラッキング技術を用いてオートフォーカスレンズを制御、自動的に焦点を合わせてくれるスマートグラス「autofocals」を開発した。遠近両用眼鏡などよりも高速で正確に焦点を合わせることがで…詳細を見る -
炭素の結び目を初合成――ベンゼンが連なったリングに結び目や絡み目を作る合成法を開発 名大
名古屋大学は2019年7月19日、炭素の絡み目と呼ばれるオールベンゼンカテナンと、炭素の結び目と呼ばれるオールベンゼンノットの合成に成功したと発表した。 カーボンナノチューブの部分構造である分子ナノカーボン(シクロ…詳細を見る -
四輪向けガソリンエンジン用GPF触媒を開発――優れたカーボン系パーティクル捕集性能、高い浄化特性 三井金属
三井金属は2019年7月11日、四輪向けガソリンエンジン用GPF(Gasoline Particulate Filter)触媒を開発したと発表した。 GPF触媒は、四輪向けガソリンエンジンから排出されるカーボン系パ…詳細を見る -
柔らかい部品で構成されるリングオシレータを使ったソフトロボット――選別機や血栓予防ポンプなどへの応用も
ハーバード大学の研究チームは、柔らかい部品と空気圧だけを使った「ソフトリングオシレータ」を開発し、回転、うねり、物の仕分けなど、複雑な動きができるソフトロボットを作製した。物流から医療まで幅広い分野に、低価格で安全なソフ…詳細を見る -
MIT、足首や膝用の3Dプリンター製フレキシブルメッシュを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、3Dプリンターを使って柔軟性と強靱性を兼ね備えたメッシュ素材を作製した。筋肉や腱といった柔らかい組織を支え、体の形状や動きに沿うように設計できるため、足首や膝の装具、埋…詳細を見る -
世界最高性能のレアアース系高温超電導線材の量産技術開発に成功――磁場中臨界電流密度が従来比1.5倍以上 フジクラ
フジクラは2019年7月11日、低温磁場中の臨界電流密度が従来比1.5倍以上の400A/mm2を超える、世界最高性能のレアアース系高温超電導線材の量産技術開発に成功し、販売を開始したと発表した。 超電導技術は医療分…詳細を見る -
引っ張りに強いカーボンナノチューブの構造を特定――軽量で高強度な構造材料の実現に一歩前進 名大ら
科学技術振興機構(JST)は2019年7月10日、JST戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学や愛知工業大学らの研究グループが、多様な構造を持つカーボンナノチューブの中で引っ張りに強いナノチューブの構造を突き止めたと…詳細を見る -
パナソニックの「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用したビール用カップ「森のタンブラー」を開発 アサヒビール
紙なのに再利用可能な森のタンブラー パナソニックとアサヒビールは2019年7月9日、ナノ~マイクロに微細化されたパルプ成分を55%以上含有する新開発樹脂「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用し、ビール用のカッ…詳細を見る -
貼って剥がせる超強力接着剤を開発――カタツムリの粘液がヒント
ペンシルバニア大学の研究チームは、カタツムリが出す粘液をヒントに、接着と剥離を可逆的に切り替えられる新しい強力接着剤を開発した。乾くとプラスチックのように硬く、濡らすとゴムのように柔らかくなる。研究結果は、2019年6月…詳細を見る -
ミミズの筋肉を用いた生体組織バルブを開発――電気刺激不要、化学刺激のみで動作 理研と東京電機大
理化学研究所は2019年7月8日、東京電機大学と共同で、ミミズの筋肉組織を用いて化学刺激だけで動作する小型の弁(バルブ)を開発したと発表した。 体内埋込み型装置や環境発電などの分野においては、特に小型化に加えて、外…詳細を見る