カテゴリー:化学・素材系
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カーボンナノチューブ強化特殊シリコン製ブレードでフレーム交換不要のフロントガラス用ワイパーを開発
韓国のKimbladeは、2021年3月23日、Kickstarterで自動車のフロントガラス用ワイパー「KIMBLADE NANO」を発表した。2021年5月12日までクラウドファンディングを実施し、目標額1万ドル(約…詳細を見る -
有毒金属と塩分を同時に除去し、きれいな水を製造するプロセスを開発
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、海水や汽水から浄水を造り出す脱塩淡水化プロセスにおいて、塩分と同時に有毒なイオンや物質を1ステップで除去する手法を開発した。重金属イオンやボロンなどの中性物質を選択的に捕捉す…詳細を見る -
霧を用いて透明導電性薄膜をエコに製造 ニコンと東北大学の共同研究
ニコンと東北大学多元物質科学研究所は2021年5月20日、水に安定的に分散するITOナノ粒子を独自に開発し、有機溶媒を用いないカーボンニュートラルに貢献する成膜方法「ミストデポジション法」による透明導電性薄膜の製造に成功…詳細を見る -
プラスチックの射出成形技術を応用し、高純度石英ガラスを製造するプロセスを開発
ドイツのフライブルク大学の研究チームが、ベンチャー企業Glassomerと共同で、シリカナノコンポジット粒子を用いた射出成形技術および低温焼成技術により、任意の形状の透明ガラス製品を簡便かつ迅速に成形できるプロセスを開発…詳細を見る -
炭素繊維複合材料の放熱性を金属同等まで高める技術を創出――グラファイトシートを保護した熱伝導層を開発 東レ
東レは2021年5月19日、炭素繊維複合材料(「CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)」)の放熱性を金属同等まで高める高熱伝導化技術を創出したと発表した。CFRPにこの技術を用いると…詳細を見る -
金属有機構造体ベースのヘテロ触媒を開発――環境に優しい回収可能な触媒としての実用化に期待 GSアライアンス
GSアライアンスは2021年5月18日、金属有機構造体(MOF:Metal Organic Framework)をベースとしたヘテロ触媒(固体酸触媒)を開発したと発表した。 化学産業では、硫酸/リン酸/塩酸といった…詳細を見る -
MIT、古文書を未開封のまま解読する手法を開発――300年前のセキュリティを解析
米マサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめとする国際チームは、複雑に折りたたまれた未開封の17世紀ヨーロッパの手紙を、仮想空間で開封して内容を読み取る技術を開発した。研究結果は、2021年3月2日付けで『Nature …詳細を見る -
医療用ウェアラブルデバイスに活用可能な単相CNT複合材料を開発――高導電性かつ柔軟で高耐久な電極パッドを提供 産総研ら
産業技術総合研究所は2021年5月17日、日本ゼオンと共同で、神経調節療法用医療機器などの医療用ウェアラブルデバイスの電極パッドなどに適応できる、柔軟かつ安定した高導電性を有する単層カーボンナノチューブ(CNT)シリコー…詳細を見る -
軍用車両もエコ化の時代――NATO、太陽電池で動く戦闘車両も検討
温室効果ガスが引き起こす気候変動は年々深刻さを増し、自動車、航空機、船舶などあらゆる分野で対応が求められているが、軍事防衛分野も例外ではないようだ。 北大西洋条約機構(NATO)のJens Stoltenberg事…詳細を見る -
太陽エネルギーを長期間貯蔵できる液体「太陽熱燃料」開発プロジェクト
太陽光発電は、化石燃料に代わり、持続可能な社会を支える再生可能エネルギーの一つとして期待されている。しかし、太陽が出ていないときでも電力を使用するには、太陽エネルギーを長期貯蔵しなければならないという課題がある。 …詳細を見る