カテゴリー:電気・電子系
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遠赤外線センサーの感度を約10倍に――量産適用可能なフォノニック結晶で断熱性を大幅向上 パナソニック
パナソニックは2021年4月16日、フォノニック結晶構造を搭載した遠赤外線センサーの感度向上技術を開発したと発表した。 フォノニック結晶構造は、一般的なシリコン(Si)の断熱性能を示す物性値限界を大きく上回ることが…詳細を見る -
充電10分で約400km走行可能なEV向けリン酸鉄リチウム電池を開発――安全でコバルトを含まず低コスト
卓越した安全性があり、低コストでコバルトを含まない大衆市場向け電気自動車(EV)用の熱調節型リン酸鉄リチウム(LiFePO4:LFP)電池が開発された。10分間の充電で250マイル(約402km)を走行可能だ。この研究は…詳細を見る -
従来の約3倍、大気駆動安定性の高い皮膚貼付型光脈波センサーを開発 東京大学
東京大学は2021年4月14日、超薄型有機太陽電池で自立駆動する皮膚貼付型光脈波センサーを開発したと発表した。太陽光による自己発電を用いて脈波信号を計測することに、世界で初めて成功した。 柔軟な有機EL(有機発光ダ…詳細を見る -
0〜100%の酸素濃度を測定可能なガルバニ電池式鉛フリー酸素センサを開発――医療分野などでの高濃度酸素測定に使用可 マクセル
マクセルは2021年4月13日、0〜100%の酸素濃度を測定可能なガルバニ電池式鉛フリー酸素センサ「KE-25F3LFM」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。 従来の鉛フリー酸素センサは、0%~30%の酸素…詳細を見る -
0603Mサイズの過電流保護用PTCサーミスタを発売――高耐圧品と低抵抗品の2種を提供 村田製作所
村田製作所は2021年4月13日、スマートフォンやウェアラブルデバイス向けの過電流保護用PTCサーミスタ(通称:リセッタブルヒューズ)のラインアップを拡充したと発表した。 0603Mサイズ(0.6×0.3×0.3m…詳細を見る -
ハイパーEV向けの最大出力350kW電動モーターユニットを開発――今月から試作開発受託を開始 ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は2021年4月12日、ハイパーEVなどの高出力帯のモビリティ向け高出力密度電動モーターユニットを開発したと発表した。 今回開発したのは、最大出力350kWクラス(動作電圧800V)の電動モーターユニッ…詳細を見る -
スマホで匂いを計測する「noseStick」――手のひらの匂いで感情分析するデモを東京と福岡で披露
I‐PEXは2021年4月9日、開発段階にある匂いを見える化するデバイス「noseStick」を、「b8ta Pop-Up Store Fukuoka 2021」と「b8ta Tokyo - Shinjuku Marui…詳細を見る -
植物と「通信」できるデバイスを開発――スマホでハエトリグサの葉を開閉する
シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究チームは、植物と電気信号の送受信ができる小型デバイスを開発した。農作物に取り付けて病気の進行状態を把握したり、壊れやすいものを掴む植物ベースのロボットの開発など、農業用途やロボッ…詳細を見る -
非磁性であるグラフェンに人工的な「磁気テクスチャ」を導入することに成功
バッファロー大学を中心とする国際研究チームが、グラフェン単層シート上に強磁性材料を接触させることにより、電子スピンの集合体である微細な磁化配列領域「磁気テクスチャ」を誘起することに成功した。本来は非磁性材料であるグラフェ…詳細を見る -
150V耐圧のGaNデバイスにおいて業界最高の8V高ゲート耐圧技術を開発 ローム
ロームは2021年4月8日、各種電源回路向けに、150V耐圧のGaN HEMT(以下、GaNデバイス)の8V高ゲート耐圧(ゲート・ソース定格電圧)技術を開発したと発表した。この技術を用いたGaNデバイスの開発を進め、製品…詳細を見る