カテゴリー:電気・電子系
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マイクロ波を電気に変換する高感度ダイオードを開発――無電源でのインフラモニタリングが可能に
科学技術振興機構と富士通、首都大学東京の共同研究チームが、ナノワイヤ形状のバックワードダイオードを用い、微弱な電波を電気に変換できる、高感度な整流素子を開発した。5G通信時代の到来により豊富に存在することになる微弱電波を…詳細を見る -
有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功――高効率無機太陽電池と同等の20%を超える高い光電変換効率が可能 分子科学研究所
分子科学研究所は2019年10月16日、有機太陽電池の電圧損失を高効率無機太陽電池と同水準まで抑制することに成功したと発表した。 有機太陽電池は、無機太陽電池と比べて安価かつ軽量な上、柔軟などの性質を有する。さらに…詳細を見る -
モーターの電気エネルギー損失を減らすナノ結晶薄帯の量産化にめど――電磁鋼板を幅広く代替の可能性
科学技術振興機構(JST)は2019年10月15日、超低損失ナノ結晶薄帯の量産化にめどが立ったと発表した。モーターなどに使用している電磁鋼板よりも電気エネルギーの損失をより少なく抑えられ、電気自動車(EV)用モーターなど…詳細を見る -
共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性を増強、次世代デバイスの素子材料に期待 東北大
東北大学は2019年10月15日、共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性の増強に成功したことを発表した。次世代の超高速光スイッチングデバイスの実現に貢献する素子材料としての活用が期待できるという。 近年、技…詳細を見る -
はやぶさ2から生まれた「マイクロ波プラズマ除電処理システム」、除電速度を100倍以上に
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と春日電機は2019年10月8日、従来の100倍以上の速度で真空中の帯電した物体を除電できる除電器を開発するとともに、この技術を利用したスピンオフ製品「マイクロ波プラズマ除電処理システム」…詳細を見る -
主要16カ国のEV/PHV向け充電インフラ市場調査結果――中国が堅調に成長 富士経済
富士経済は2019年10月8日、EVやPHVの普及に必要な充電インフラの市場について主要16カ国を調査した結果を発表した。同調査では、欧州6カ国、米州2カ国、アジア4カ国、ASEAN3カ国、オーストラリアを対象として、急…詳細を見る -
リフロー実装に対応したMS系リチウム二次電池、最大3.3Vでの充電が可能 SII
セイコーインスツル(SII)は2019年10月8日、表面実装の工程におけるリフロー実装を可能にしたマンガン–シリコン(MS)系リチウム二次電池「MS621R」を発売したと発表した。出荷は2019年11月から。MS621R…詳細を見る -
超伝導体中のクーパー対を2本のナノ細線上に弾道的に分離することに成功 理研と東大
科学技術振興機構は2019年10月5日、理化学研究所と東京大学が共同で、並列に配置された2本の半導体ナノ細線上にジョセフソン接合を形成し、超伝導体中のクーパー対を構成する2つの電子を2本のナノ細線へ、高効率で弾道的に分離…詳細を見る -
半導体ヘテロ構造を用いた新しい原理の高効率冷却デバイスを開発 東京大学
東京大学は2019年10月4日、半導体へテロ構造を用いて、高効率な冷却素子を開発したと発表した。 トランジスタや半導体レーザーなど、ほとんどのデバイスは、印加した電圧と電流の積に比例した熱が発生し、この発熱を効率よ…詳細を見る -
低コストに二酸化炭素を液体燃料に変換する技術――効率的な水素燃料供給源としても有望
米ライス大学の研究チームは、固体電解質を利用して、二酸化炭素を高純度、高濃度のギ酸に変換できる電極触媒システムを発表した。従来より低エネルギー、低コストの方法で、約42%のエネルギー変換効率を達成した。再生可能エネルギー…詳細を見る