カテゴリー:電気・電子系
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独自の酸化膜形成方法でSiCパワー半導体の高品質化に成功――SiCを酸化せずに表面に良質の酸化膜を形成 京都大学ら
京都大学は2020年8月24日、東京工業大学と共同で、SiCパワー半導体を高品質化する独自のSiCの酸化膜形成方法を開発したと発表した。 現在多くの半導体パワーデバイスにはシリコン(Si)が使用されているが、電気の…詳細を見る -
一方にのみ電気抵抗がゼロになる超伝導ダイオード効果を観測――エネルギー⾮散逸な電⼦回路の実現へ 京都大学
京都大学は2020年8月20日、非対称構造を有する超伝導人工格子において、一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を初めて観測したと発表した。エネルギー損失の極めて小さい電子回路の開発への貢献が期待できる。 …詳細を見る -
エアロゲルを使った超軽量電磁シールドを開発
スイス連邦材料試験研究所(Empa)は、エアロゲルをマイクロエレクトロニクスに応用することに成功した。セルロースナノファイバーを由来とするエアロゲルは広範囲の周波数を効果的に遮蔽する。 電子機器は電磁波を発生するた…詳細を見る -
IoT/ウェアラブル機器向け高精度GNSS受信LSIを商品化――デュアルバンドによる測位と業界最小の消費電力を実現 ソニー
ソニーは2020年8月19日、IoT(モノのインターネット)、ウェアラブル機器向け高精度GNSS(全地球衛星測位システム)受信LSI「CXD5610GF」と「CXD5610GG」のサンプル出荷を2020年9月より開始する…詳細を見る -
リチウムバッテリーの寿命を伸ばすソフトな固体電解質を開発
米ローレンスバークレー国立研究所は、2020年7月20日、リチウムバッテリーの寿命を伸ばせる柔らかい固体電解質を開発したと発表した。カーネギーメロン大学と共同で行った研究の成果は『Nature Materials』に20…詳細を見る -
IoTセンサー向け常温発電デバイスを開発――バッテリーレス化を実証 東北大学
東北大学は2020年8月17日、IoTセンサーなど向けに暗所でも常温で発電するデバイスを開発したと発表した。 社会のIoT化が進むにつれて、IoTシステム上で稼働する多数のセンサーへのエネルギー供給が課題となる。明…詳細を見る -
無電解めっきで金電極を貼り付けた有機トランジスタを開発――低コスト/低環境負荷の電極 産総研
産総研は2020年8月10日、東京大学大学院新領域創成科学研究科、同連携研究機構マテリアルイノベーション研究センター、産業技術総合研究所 産総研・東大 先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ、物質・材料研…詳細を見る -
「LTspiceで解析 CMOS回路入門」発売――シリコン構造から超基本アナログ回路まで CQ出版社
CQ出版社は2020年8月7日、「LTspiceで解析 CMOS回路入門」を8月25日に発売すると発表した。本書は半導体設計に欠かせない基礎知識を解説している。同社の「TOOL活用シリーズ」の一環で、著者は長野英生氏であ…詳細を見る -
低コストで有毒な金属を使わない「CZTSSe薄膜太陽電池パネル」を開発
有毒な金属を含まない合金ベースの高効率ソーラーパネルを低コストに製造する方法が開発された。この研究は大邱慶北科学技術院によるもので、2020年2月6日、『Advanced Energy Materials』に掲載された。…詳細を見る -
自分で皮膚にデバイスを描いて健康チェック――鉛筆と紙で生体電子デバイス作製が可能との研究
黒鉛と粘土から作られた鉛筆は、発明されて以来、筆記や描画に広く使われてきたが、鉛筆で皮膚に生体電子デバイスをタトゥーのように描くだけで健康状態をモニターできるようになる日が来るかもしれない。米ミズーリ大学は、紙と鉛筆で健…詳細を見る