カテゴリー:エンジニア分野別
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繊維状カーボンを用いた柔軟で高い熱伝導性のゴム複合材料を開発――環動高分子と複合化 産総研と東大
産業技術総合研究所は2020年2月17日、東京大学らと共同で、カーボンナノファイバー(CNF)とカーボンナノチューブ(CNT)の2種類の繊維状カーボンなどを用いて、ゴムのような柔軟性を持ちかつ金属並みの高い熱伝導性を示す…詳細を見る -
計算化学者が導き出した「美味しいエスプレッソの淹れ方」とは
美味しいエスプレッソの秘密は、バリスタが知っているはずだ。ところが、オレゴン大学をはじめとする研究チームは、数学的モデルと実験から、効率的かつ味のばらつきがないエスプレッソの抽出条件を導き出した。研究結果は、2020年1…詳細を見る -
カニの甲羅と海藻の成分から繊維を作る方法を発見――医療分野で機能性材料として使える可能性も
フィンランドのアールト大学は、2020年1月28日、ブラジルのサンパウロ大学、カナダのブリティッシュコロンビア大学と共同で、カニの甲羅と海藻の成分からサステナブルな機能性材料を作る方法を発見したと発表した。 研究者…詳細を見る -
京セラ、シリコンMEMSレゾネータの製品化技術を確立
京セラが2020年2月13日、独自のシリコンMEMSレゾネータの製品化技術を確立し、今後、シリコンMEMS市場への事業参入を進めると発表した。 同技術は、フィンランド発のベンチャー企業Tikitin Oyを2019…詳細を見る -
原子状酸素をプラスチック材料表面に照射、表面形状の変化により抗菌性能が発現 JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年2月14日、クレハと共同で、原子状酸素(AO)をプラスチック材料表面に照射することで生じる微細な表面形状変化によって抗菌性能が発現することを発見したと発表した。 原子状酸…詳細を見る -
切断しても燃やしても作動する、不燃性を備えたリチウムイオン電池を開発
ジョンズ・ホプキンス大学 応用物理学研究所(APL)は、切断しても、模擬弾で射撃しても作動し、不燃性も持たせたリチウムイオン電池を開発した。研究成果は、2019年10月14日付の『Chemical Communicati…詳細を見る -
長い神経欠損も再生できる人工神経を開発 ピッツバーグ大
ピッツバーグ大学医学部が、成長促進タンパク質で満たされた生分解性の人工神経ポリマーチューブを開発した。損傷した部分が長い神経でも、幹細胞やドナーの神経を移植することなく再生できるというもので、2020年1月22日付の『S…詳細を見る -
サッカークラブのリバプールFC、試合分析にデータサイエンスを活用――効果は絶大でプレミアリーグ首位を独走中
イングランドのプレミアリーグ名門クラブであるリバプールFCは、試合分析にデータサイエンスを駆使して大きな効果を上げている。 今シーズン(2019-20シーズン)だけで、プレミアリーグでのリバプールの被ゴール数は最も…詳細を見る -
自動運転車の安全のカギは適切な法整備にあり――ゲーム理論を使った分析結果
自動運転車の進歩によって、運転操作は楽になるだろう。日本でも、2020年を目途に高速道路での自動運転(レベル3)の実用化が進められている。だが、万一事故が発生した場合、その法的責任は誰が取るべきなのだろうか。 コロ…詳細を見る -
全固体リチウムポリマー電池用電解質膜を高性能化――作動温度が室温近くに 日本触媒
日本触媒は2020年2月13日、全固体リチウムポリマー電池用電解質膜の高性能化に成功したと発表した。今回新たに開発した電解質膜は室温近くまで電池の作動温度を下げられるため、全固体ポリマー電池の新しい用途展開を促すことが期…詳細を見る