カテゴリー:化学・素材系
-
安全な飲料水を作る――フォーエバー・ケミカルを99%除去する水処理技術を開発
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の研究チームは、「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれる物質を、飲料水から安全に除去する水処理技術を開発した。研究成果は、『Chemosphere』誌の202…詳細を見る -
非可食バイオマスから、樹脂などの共通原料を製造する技術を確立 東レとDM三井製糖
東レは2023年4月17日、サトウキビ絞りかすなどの非可食バイオマスから樹脂などの共通原料を製造する技術を、DM三井製糖と共同で実証したと発表した。 今回の実証は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進め…詳細を見る -
外部からの力の左右を見分け、一方向に変形するゲル材料を開発 理研
理化学研究所(理研)は2023年4月14日、外部から加えられた力の左右方向を見分け、一方向にのみ変形するゲル材料を開発したと発表した。「エントロピー増大」に逆らう能力を持つ材料で、物質の分離やエネルギーの回収、生物の行動…詳細を見る -
軍用機をその場で修理できる――米海軍、移動式自動低温溶射技術を開発
アメリカ海軍にて航空機関連の修理と整備に関わる技術開発チームが、粉末材料を超音速領域にまで加速して固相状態のまま吹き付けて成膜するコールドスプレー(低温溶射)技術を、移動式かつ自動化することに成功した。 当該設備は…詳細を見る -
植物を原料とし、肥料に変換できるプラスチックの機能化手法を発表 千葉大学、東工大、東大
千葉大学大学院工学研究院の青木大輔准教授らの研究グループは2023年4月12日、東京工業大学、東京大学と共同で、植物を原料とした高分子(プラスチック)の機能化手法を発表した。機能化されたプラスチックをアンモニア水で分解し…詳細を見る -
世界初となるレアアースレスでの、高耐久性ジルコニアボール量産技術を開発 東レ
東レは2023年4月12日、世界で初めてレアアースレスでの「高耐久性ジルコニアボール」の量産技術を発表した。MLCC(積層セラミックコンデンサー)用セラミックス材料や、LIB(リチウムイオンバッテリー)用電極材料の粉砕/…詳細を見る -
リチウム空気電池を長寿命化するカーボン新素材の正極を発見――グラフェンメソスポンジを採用 東北大ら
東北大学は2023年4月10日、同大学と信州大学、岡山大学、大阪大学、スロバキア科学アカデミー、オーストリアUniversity of Natural Resources and Life Sciences、中国上海科技…詳細を見る -
リチウムイオン電池の負極用水系バインダーを開発――リチウムイオン電池長寿命化に寄与 DIC
DICは2023年4月11日、リチウムイオン電池の負極用水系バインダー「WATERSOL(ウォーターゾール)-LB」を開発したと発表した。既にサンプルワークを開始している。 負極バインダーは、リチウムイオンが出入り…詳細を見る -
食料廃棄部位を原料にした、リサイクル可能な有機ケイ素高分子を開発 群馬大学
群馬大学は2023年4月10日、食料の廃棄部位から合成されるバイオマス由来のビフラン骨格を利用した、ケミカルリサイクル可能な有機ケイ素高分子を開発したと発表した。 ベンゼン環は、化石資源由来の機能性高分子材料の骨格…詳細を見る -
酸化ガリウムSBDの実機動作を確認 ノベルクリスタルテクノロジーが国内初
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の一環として、酸化ガリウム(β-Ga2O3)ショットキーバリアダイオード(SBD)の製品化に取り組むノベルクリスタル…詳細を見る