カテゴリー:電気・電子系
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廃熱を電気エネルギーに変換する高効率熱電材料を開発
米国ノースウェスタン大学と韓国ソウル大学の共同研究チームが、温度差を起電力に変換する熱電効果の高い多結晶セレン化スズを製造する技術を開発した。高純度化によって有害な表面酸化物を除去することに成功し、これまでに報告されてい…詳細を見る -
MIT、触覚刺激を検知してマッピングするタッチセンサーグローブを開発
MITを中心とする研究チームは、圧力やその他の触覚刺激を感知できるタッチセンサーグローブを開発した。グローブの内側には、グローブ全体の圧力のわずかな変化を検出、測定、マッピングするセンサーシステムが取り付けられており、脈…詳細を見る -
空中タッチディスプレイの改良モデルを開発――「東京ミッドタウン八重洲」のエレベーターホールに採用へ 凸版印刷
凸版印刷は2021年9月15日、空中タッチディスプレイの改良モデルを発表した。視野角が拡大したほか、空中映像の明瞭度も改善している。2022年8月竣工予定の複合施設「東京ミッドタウン八重洲」のエレベーターホールに採用され…詳細を見る -
低抵抗タイプ樹脂電極の積層セラミックコンデンサを開発――電源ラインでのショートの発生を抑えながら、損失を低減 TDK
TDKは2021年9月14日、端子抵抗を通常品と同レベルに抑えた低抵抗タイプの樹脂電極を用いたMLCC(積層セラミックコンデンサ)「CN」シリーズを開発したと発表した。4種をラインアップに揃えており、同月より量産を開始し…詳細を見る -
中国CATLがナトリウムイオン電池を発表――低温特性を生かしLIBとの混載も可能
中国CATL(Contemporary Amperex Technology)は2021年7月29日、同社の第1世代ナトリウムイオン電池(NIB)を発表した。高エネルギー密度、高速充電、低温性能を特長とし、NIBとLIB…詳細を見る -
鉄系超伝導体の超高速な結晶構造変化の観測に成功 東大ら
東京大学物性研究所、高輝度光科学研究センターなどの研究グループは2021年9月10日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを使い、鉄系超伝導体BaFe2As2における結晶構造の超高速変化を直接観測することに成功…詳細を見る -
高強度レーザー2本による「ペンチ」で反物質を生成する新手法――シミュレーションにより実現可能であることが判明
シミュレーションにより、高強度の2ビームレーザー設備と先進的なターゲット設計を用いれば、電子と陽電子(電子の反粒子)を光のみから生成するために必要な条件を達成可能であることが示された。今回発見されたプロセスでは、反物質の…詳細を見る -
複数デバイス充電も可能なワイヤレス充電システムを開発――20cm全方位をカバー
フィンランドのアールト大学の研究チームは、同時に複数のデバイスを充電するワイヤレス電力伝送(WPT)システムを開発した。方向に関わらず、20cm離れた場所まで90%の効率で給電可能で、充電中にデバイスを動かしても構わない…詳細を見る -
4.86μm角画素で被写体の変化のみ検出する積層型イベントベースビジョンセンサーを商品化 ソニー
ソニーは2021年9月9日、産業機器向けに、業界最小となる4.86μm角画素で、被写体の変化のみを検出できる積層型イベントベースビジョンセンサー「IMX636」と「IMX637」を商品化すると発表した。IMX636は1/…詳細を見る -
遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」にRealWearの産業用スマートグラスが対応 オプティム
オプティムは2021年9月9日、遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」が、RealWearの産業用スマートグラス「RealWear HMT-1」と「RealWear HMT-1Z1」に対応したと…詳細を見る