カテゴリー:電気・電子系
-
10分間で98%以上充電できる、シリコン負極を用いたEV用リチウムイオン電池を開発
米Enovixが、負極材料に100%シリコンを用いた「3Dシリコン」リチウムイオン電池を発表した。0.27Ahの電気自動車(EV)用テストセルで、充電状態0〜80%をわずか5.2分で充電し、10分未満で98%以上の充電容…詳細を見る -
光通信を大容量化かつ低消費電力化する「圧縮シェイピング」技術を開発 三菱電機
三菱電機は2022年7月19日、光通信を大容量化かつ低消費電力化する「圧縮シェイピング」技術を開発したと発表した。2030年までの実用化を目指す。 データ通信の大容量化や高速化が進むにつれて、信号伝送時の歪みや雑音…詳細を見る -
ナノ構造を用いた構造設計によりダイヤモンド量子センサーを高感度化 豊橋技科大と東大
豊橋技術科学大学は2022年7月19日、同大学電気・電子情報工学系および東京大学大学院工学系研究科の研究チームが、ナノ構造を用いた構造設計によりダイヤモンド量子センサーの高感度化が可能になると発表した。 ダイヤモン…詳細を見る -
高性能熱電デバイスの開発も――優れた熱電特性につながるメカニズムを解明
ノースウエスタン大学とブルックヘブン国立研究所の共同研究チームが、テルル化銀ガリウム(AgGaTe2)材料における特異な熱収縮と低い熱伝導率のメカニズムを明らかにすることに成功した。高い電気伝導度と低い熱伝導度が両立する…詳細を見る -
2つの膜を使う新設計のレドックスフロー電池――低コストかつ長期的なエネルギー貯蔵に期待
エンジニアと化学者たちの研究チームが、膜を2つ使う新しい設計のポリサルファイド(polysulfide)-空気レドックスフロー電池(PSA RFB)を開発した。これは、長期的なエネルギー貯蔵を低コストで可能にする鍵となる…詳細を見る -
3Dプリント技術で新素材を作製し、ナトリウムイオン電池最高性能を達成 東北大学ら
東北大学材料科学高等研究所は2022年7月14日、同大学学際科学フロンティア研究所および多元物質科学研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ジョンズホプキンス大学と共同で、ナトリウムイオン電池の負極に適したハードカーボ…詳細を見る -
変換効率26.2%のペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池を作製――電動航空機やEV、ドローンなどでの実用化に寄与 東大
東京大学は2022年7月12日、変換効率26.2%のペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池を作製したと発表した。 同発表によると、現状でのペロブスカイト太陽電池の変換効率は最高で25%台に留まっているという。一方…詳細を見る -
可視光の80%を通す透明に近い太陽電池を開発―― 1cm2の太陽電池で420pWの発電に成功 東北大
東北大学は2022年7月12日、同大学大学院工学研究科電子工学専攻の研究グループが、可視光の80%を通す透明に近い太陽電池を開発したと発表した。 透明太陽電池はさまざまな場所に設置できるため、存在を無視でき、環境に…詳細を見る -
充電中に二酸化炭素を吸収するスーパーキャパシターを開発
ケンブリッジ大学の研究チームが、空気中から低コストで効率よく二酸化炭素(CO2)を吸着し貯蔵できるスーパーキャパシターを設計し、CO2捕捉容量を増大させることに成功した。 スーパーキャパシターの充電中にCO2を選択…詳細を見る -
積み木のようにキューブを接続するだけで、拡張可能なエネルギーキューブ「PBX-200」
スイスのPower-Bloxが開発した電力供給ユニット「PBX-200」は、拡張できる鉛またはリチウムイオン電池内蔵のエネルギーキューブで構成されている。 PBX-200の外観は、一見真っ赤なクーラーボックスのよう…詳細を見る