カテゴリー:技術ニュース
-
接着剤を使わずに木材と金属などを接合する技術――自動車産業などへの応用を想定
オーストリアのグラーツ工科大学の研究者たちは2024年8月28日、3Dプリンティング技術と超音波接合技術を用いて、木材と金属、ポリマーの複合材を極めて強固に接合する技術を発表した。 木材は再生可能な素材であり、気候…詳細を見る -
薄さ1mmのチップ用冷却ファン「XMC-2400 µCooling」を発表 米xMEMS Labs
圧電MEMS(Micro Electromechanical Systems)プラットフォームを開発する米xMEMS Labsは、2024年8月20日、薄さ1mmで静音かつ振動のない、オールシリコンアクティブマイクロ冷却…詳細を見る -
耐衝撃性に優れた構造用接着剤を開発――自動車の軽量化や走行安定性に寄与 名古屋大学とアイシン化工
名古屋大学は2024年9月24日、アイシン化工との共同研究により、耐衝撃性に優れた構造用接着剤を開発したと発表した。 自動車や建築物、航空機などの組み立てにおいて、強度や耐久性に優れた構造用接着剤が注目されている。…詳細を見る -
新しいディープラーニング手法でレンズの設計期間を数カ月からわずか1日に短縮――モバイルデバイスのカメラ性能向上へ
ディープラーニングによる新しい設計手法「DeepLens」により、光学レンズ設計の自動化が可能となり、従来の設計手法に比べて時間とコストの大幅な削減が見込まれる。この研究はサウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学(KAU…詳細を見る -
AIパイロット「Hivemind」、複数の無人機Kratos MQM-178 Firejetの操縦テストに成功
航空宇宙および防衛技術企業の米Shield AIは2024年8月21日、複数の無人機を同時に操縦するテストに成功したと発表した。デモ飛行では、AIパイロット「Hivemind」が2機の無人機「Kratos MQM-178…詳細を見る -
核燃料のメルトダウンに備える――3000Kにおける酸化プルトニウムの構造を解明
米国エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所(ANL)は2024年9月5日、次世代核燃料の有力候補である酸化プルトニウムが3000K(約2730℃)の超高温で溶融状態になったときの構造や電子状態を明らかにすることに成功したと発…詳細を見る -
米空軍との契約の一環として初めてeVTOL機を納入 米Archer
米Archer Aviationは2024年8月15日、電動垂直離着陸機(eVTOL)「Midnight」を米空軍に初めて納入したと発表した。同社は米空軍のイノベーション部門AFWERXとの1億4200万ドル(約204億…詳細を見る -
次世代車載光通信方式の実証研究で伝送実験に成功――シリコンフォトニクス素子を利用した車載光ネットワーク 慶応義塾大学ら
慶應義塾大学は2024年9月20日、東京大学や大阪大学、古河電気工業などと共同で、高度自動運転に必要な高信頼、低伝送遅延の車載光ネットワーク「SiPhON(Silicon Photonics-based in-vehic…詳細を見る -
水素火炎からの発光で、アンモニア燃焼効率が大幅に向上することを発見 東北大学
東北大学は2024年9月20日、水素火炎からの発光でアンモニアの燃焼効率が大幅に向上することを発見したと発表した。 二酸化炭素(CO2)排出量削減のため、燃焼させてもCO2が発生しないアンモニアが注目されているが、…詳細を見る -
環境負荷をかけない画期的な高純度リチウム抽出方法を考案
リチウムは、クリーンエネルギーに不可欠な元素であり、電気自動車や風力/太陽光発電の蓄電用バッテリーの製造に用いられる。しかし、リチウムの抽出コストは高く、二酸化炭素の排出や鉱物廃棄物、化学汚染、大量の水使用による水循環の…詳細を見る