カテゴリー:化学・素材系
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フード3Dプリンターを用い食品内へデータを埋め込む技術を開発――透過撮影で読み出しも可能 阪大
大阪大学は2022年10月17日、フード3Dプリンターを用いて食品内にデータを埋め込む技術を開発したと発表した。 これまでは食品の賞味期限や産地、含有アレルゲンなどの食品に関する情報は、包装などに印字することが一般…詳細を見る -
トマト由来の酵素からバイオポリマー合成――低燃費タイヤの開発も 住友ゴム
住友ゴム工業は2022年10月13日、東北大学や金沢大学などと共同で、トマトに由来する酵素を用いて低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功したと発表した。 同社らの研究グループはこれまでに、天然ゴムの…詳細を見る -
金属学の常識を覆す弾性歪みを示すバルク単結晶銅系合金を開発 東北大学ら
東北大学大学院工学研究科の貝沼亮介教授らの研究グループは2022年10月13日、日本原子力研究開発機構、J-PARCセンター、チェコ科学アカデミー、チェコ工科大学、九州大学との共同研究により、バルク単結晶銅系合金で、これ…詳細を見る -
火星の砂を加えて3Dプリントする――軽量で高強度な部品の製造も可能に
ワシントン州立大学の研究チームは、火星の砂(レゴリス)とチタン合金から成る複合材を3D金属プリントし、軽量で丈夫な部品を製造できると発表した。レゴリスの含有量を変えれば、コーティング材料からロケット部品まで、さまざまな用…詳細を見る -
低環境負荷な材料で構成した回路と電池を用いたセンサ・デバイスを開発――通信信号の生成に成功 NTTと東大
日本電信電話(NTT)と東京大学は2022年10月7日、貴金属や有害物質を含まない材料で構成した回路および電池を用いたセンサ・デバイスを作製し、通信信号を生成することに成功したと発表した。同発表によると、世界初の成果だと…詳細を見る -
歯ブラシを握りにくい人のために、3Dプリンターで歯ブラシをカスタマイズ
インドのMNR Dental College and Hospitalの研究チームは、手に関節炎や麻痺などを抱える人でも歯ブラシを持ちやすいように、3Dプリンターで歯ブラシグリップを作製した。ユーザーごとに型を取って作る…詳細を見る -
パワーとスピードを兼ね備えた人工筋肉を可能にする新しい高分子電解質
力が強く、高速切り替え(スイッチング)できる人工筋肉の製造に応用可能な、機械的強度とイオン伝導率を高めた二官能性高分子電解質が開発された。この研究は韓国の浦項工科大学校によるもので、2022年7月21日付で『Advanc…詳細を見る -
放熱性や室温成形性、耐食性に優れた新たなマグネシウム合金を開発――微量の銅とカルシウムを添加 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2022年9月30日、放熱性や室温成形性、耐食性に優れたマグネシウム合金を新たに開発したと発表した。 一般に流通している従来の汎用マグネシウム合金は、軽量でしかも機械的特性や耐食性に優…詳細を見る -
可視光は通すが室温は上げない窓ガラス――冷房効果を高めるハイドロゲルガラス窓を開発
中国の武漢大学の研究チームが、室内を明るく保ったまま、室内温度を従来のガラスに比べて効果的に下げることができる新しい窓用ガラスを考案した。ハイドロゲル層と通常ガラス層を組み合わせて構成されるハイドロゲル-ガラス設計であり…詳細を見る -
19世紀の写真技術を使い、伸縮性の変色フィルムを開発
MITの研究チームが、タッチセンサーや医療用圧力モニター、圧迫包帯、マンマシンインタフェースなどへの応用を目的として、圧力や歪みの付加により色が変化する伸縮性フィルムを開発した。カラー写真を史上始めて実現した19世紀の写…詳細を見る