カテゴリー:化学・素材系
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世界で初めて、コンクリートがれきを100%リサイクルした硬化体の製造技術を開発 東京大学
東京大学は2022年8月9日、コンクリートがれきを粉砕して圧縮成形し、高圧水蒸気で処理することで、コンクリートがれきを100%リサイクルした硬化体(以下、リサイクルコンクリート)を製造する技術を世界で初めて開発したと発表…詳細を見る -
グラフェンに似た構造を持ち、長い間理論上の炭素材料であったグラフィンの合成手法の確立
米コロラド大学ボルダー校の研究チームが、グラフィンという炭素材料を大量合成する方法を見いだした。グラフィンは、ユニークな電子伝導性、機械特性、光学特性を持つと理論的に予想されており、エレクトロニクス、光学、そして半導体材…詳細を見る -
より強力な合金を求めて――シンクロトロン放射X線CTで溶融金属の凝固過程を観察
英バーミンガム大学の研究チームが、高速シンクロトロン放射X線CTを用いて、溶融金属が冷却により凝固する際の結晶構造の微視的変化を観察し、冷却条件や外部磁場の影響を明らかにすることに成功した。2022年6月1日の『Acta…詳細を見る -
UVナノインプリントリソグラフィでの樹脂充填プロセスにおける分子の挙動をシミュレーション 東京理科大
東京理科大学は2022年8月9日、同大学先進工学部電子システム工学科の研究チームが、UV(紫外線)ナノインプリントリソグラフィにおける樹脂充填プロセスの際の分子の挙動をシミュレーションすることで、数nmのトレンチ(溝)へ…詳細を見る -
容易に作製でき、自己修復力に優れた透明防曇皮膜を開発――混ぜるだけで形成可能 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2022年8月8日、作製が容易で優れた自己修復機能を持つ透明防曇皮膜を開発したと発表した。 ガラスやプラスチックなどの透明基材は、高湿度環境下で急な温度変化にさらされると、表面に水滴が…詳細を見る -
自重の20倍のボールを打ち上げられる、強靭かつ柔軟な人工筋肉を開発 UCLA
カリフォルニア大学ロサンゼルス校とSRIインターナショナルの研究チームは、本物よりも強靭で柔軟な人工筋肉を開発した。より人間に近い、もしくはそれを上回る動きや性能を備えた次世代のロボットやウェアラブルデバイス、触覚を作り…詳細を見る -
材料中における熱伝導挙動を原子レベルで観察する
カリフォルニア大学アーバイン校やMITなどの共同研究チームが、先端的な電子顕微鏡を用いて、熱を伝達する結晶格子振動フォノンの動的挙動を、原子レベルの解像度で観察する手法を開発した。単一波長の電子線を用いた高分解能透過電子…詳細を見る -
3Dプリンターを使って人体にバイオプリントできる特殊なレジンを開発
ヒューストン大学の研究チームは、バイオセンサーを人体に3Dプリントするための特殊レジンを開発した。多光子リソグラフィにより有機半導体材料を含む樹脂を積層し、生体適合性のある小型回路基板を作るというものだ。研究者はこの手法…詳細を見る -
工場インフラを利用した高濃度の硝酸を含む鉄鋼排水の処理方法を開発 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)環境創生研究部門 環境生理生態研究グループは2022年8月4日、JFEスチール、栗田工業と共同で、窒素ガス曝気、メタノール添加、膜分離活性汚泥法を組み合わせ、高濃度の硝酸を含む鉄鋼排水の処理方…詳細を見る -
純水素のみを燃料に使用するガスタービンの稼働に成功――CO2を一切排出しない発電を目指して開発
ノルウェーのスタヴァンゲル大学の研究チームは、2022年5月31日、100%水素でガスタービンを動かすことに成功したと発表した。 同大学は、ノルウェー南西部でマイクロガスプラントを運営しており、CO2排出量ゼロで発…詳細を見る