カテゴリー:化学・素材系
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CIS系太陽電池材料を用いて高効率な水分解水素生成に成功――界面改質手法を開発 産総研と甲南大
産業技術総合研究所(以下、産総研)は2022年8月2日、甲南大学と共同で、CIS系太陽電池材料を用いて高効率に水素を生成する手法を開発したと発表した。 グリーン水素製造として注目される水分解水素生成には、理論分解電…詳細を見る -
2次元物質構造解析のための、量子ビーム計測向けデータ解析ソフトウェア「2DMAT」を開発 KEKら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2022年7月29日、鳥取大学と東京大学、KEKの共同研究グループが、2次元物質構造解析のための量子ビーム計測技術向け汎用データ解析ソフトウェア「2DMAT(ツーディーマット)」を共…詳細を見る -
視線でARをコントロール――マイクロディスプレイ搭載コンタクトレンズ「Mojo Lens」試作品が完成
米Mojo Visionは、ARディスプレイ搭載のスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」を開発中だ。2022年6月28日のブログで、CEOであるDrew Perkins氏自ら最初の被験者となって、試作レンズを装着…詳細を見る -
加工不要な木製品――MIT、植物細胞から木材を培養する実験
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、植物細胞から実験室で育てて作成する材料の特性を培養条件により制御できることを実証し、環境にやさしく廃棄物の少ない木材代替品を人工的に生産できる可能性を示した。研究の詳細は…詳細を見る -
ブルーライトから有機EL素子を保護することで、有機ELディスプレイの劣化を抑制 トーヨーカラー
トーヨーカラーは2022年7月28日、ブルーライトから有機EL素子を保護することで、有機ELディスプレイの劣化を抑制できることを実証したと発表した。同社が開発したブルーライトカット剤を使用して380~420nmの波長をカ…詳細を見る -
3Dプリンターの廃棄物を再利用した炭素繊維強化プラスチックを開発
アラブ首長国連邦大学の研究チームが、3Dプリントで余ったPLA(ポリ乳酸)と炭素繊維の廃棄物を使用したリサイクル複合材料を開発した。 100年以上前にプラスチックが発明されて以来、プラスチックの消費量は増加し続けて…詳細を見る -
厚み0.055mm以下の電磁波ノイズ抑制シートを開発――5GやBeyond 5Gに対応可能 北越コーポレーション
北越コーポレーションは2022年7月25日、5GおよびBeyond 5Gに対応可能な電磁波ノイズ抑制シートを開発したと発表した。紙基材とフィルムの2種類をラインアップに揃えている。 今回開発したシートは、カーボンナ…詳細を見る -
持続可能なボース・アインシュタイン凝縮により、連続発振の原子レーザーを可能に
オランダのアムステルダム大学が、連続発振の原子レーザーを作り出したと発表した。従来の原子レーザーは非常に短い時間しか機能しなかったが、今回開発した原子レーザーは本質的には永久に作動するという。同研究成果は2022年6月8…詳細を見る -
地下から無尽蔵のエネルギーを得る――MIT、強力なマイクロ波を使って大深度地熱井を掘削
MITのプラズマ科学核融合センターとスピンアウト企業Quaise Energyが、「ジャイロトロン」と呼ばれる強力なマイクロ波(ミリ波)発生装置を用いて、深い地殻層の岩石を溶融して地熱井を掘削し、地熱エネルギーを取り出す…詳細を見る -
「二酸化炭素の資源化」へ――CO2の転換効率を大幅に向上 東工大など研究G
東京工業大学は2022年7月22日、同大学工学院と北海道大学触媒科学研究所の研究グループが、非平衡プラズマ技術を使って二酸化炭素(CO2)の還元反応の効率を大きく促進させることに成功したと発表した。研究グループでは、CO…詳細を見る