カテゴリー:エンジニア分野別
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非戦闘員を速やかに脱出させる、軍事後方支援のための計算モデルを米陸軍と共同開発
米ノースカロライナ州立大学とアメリカ陸軍は、災害対応や人道的救援に際し、非戦闘員を撤退させる軍事作戦を迅速に進めるために使う計算モデルを共同で開発した。 この計算モデルは、広域撤退に際し、地域内に複数の集合地点を設…詳細を見る -
太陽光を動力とした「羽ばたく翼」――柔軟な薄膜状の光駆動アクチュエータを開発
常州大学と江蘇大学は共同で、太陽光を動力とする小型の光駆動アクチュエータを開発した。蝶の羽のように羽ばたくことから、「FBBW(Flexible Bio-Butterfly-Wing)」と呼ばれるこのデバイスに関する研究…詳細を見る -
光ピンセットで原子をつかみ、原子の衝突と反応を観察することに成功
ニュージーランドのオタゴ大学の研究チームは、レーザーを使って原子1つ1つを「つかむ」ことに成功した。レーザー、ミラー、真空チャンバーといった複数の装置と顕微鏡を組み合わせて、原子の複雑な相互作用を観察したもので、将来の量…詳細を見る -
リチウムの機能性を利用した新しいアンモニア合成方法を開発――貴金属触媒を利用しない擬触媒プロセス 広島大学と北海道大学
広島大学大学院工学研究科 教授の市川貴之氏ら研究グループは2020年3月17日、北海道大学と共同で、一般的な触媒プロセスとは全く異なるリチウムの機能性を利用したアンモニア合成方法を開発したと発表した。貴金属触媒を利用しな…詳細を見る -
水素混焼発電機システムで発電するサプライチェーンを実証――福島県における再エネ導入促進 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)再生可能エネルギー研究センターの水素キャリアチーム チーム長 辻村拓氏らは2020年3月18日、日立製作所、デンヨー興産と共同で、水素混焼発電機システムで発電するサプライチェーンの技術を実証し…詳細を見る -
注射針を使わないワクチン接種法を開発――口の中で溶けて廃棄物も出ない
米テキサス大学オースティン校は、2020年3月4日、注射器や針を使わず、口の中で溶けるフィルムを使うワクチン接種法を開発したと発表した。研究成果は、『Science Advances』誌に2020年3月4日付で発表されて…詳細を見る -
基準と寸法拘束について――パラメトリックモデリング超入門(1)
少し前は、形状作成履歴を残しながら寸法記入をして3Dモデルの形を定義する、ヒストリータイプのパラメトリックモデリングが主流だったが、今では、そうした管理の必要がないダイレクトモデラーが増えた。これは設計が主業務ではない人…詳細を見る -
機械学習で3Dプリントの造形精度を50%高める手法を開発――形状誤差データを学習するAI
南カリフォルニア大学ビタビ(Viterbi)工学部の研究チームは、機械学習を活用して、3Dプリンターによる造形品質を向上させる技術を開発した。造形物の精度を50%以上改善することに成功し、より経済的でサスティナブルな方法…詳細を見る -
光スイッチング効果を示す超イオン伝導体を発見――光で電池のON/OFFを行える技術の実現へ 東大ら
東京大学は2020年3月17日、同大学大学院理学系研究科の大越慎一教授らの研究グループが、光スイッチング効果を示す超イオン伝導性極性結晶を発見したと発表した。 今回発見された結晶は、鉄-モリブデンシアノ骨格錯体にセ…詳細を見る -
赤リンから黒リンを溶液法にて高収率で合成する手法を開発――水分解の光触媒として有望 大阪市立大学と堺化学工業
大阪市立大学は2020年3月17日、同大学の人工光合成研究センターの研究グループと堺化学工業が共同で、安全かつ無害な赤リンから黒リンを溶液法にて高収率で合成する手法を開発したと発表した。水分解での水素生成における光触媒と…詳細を見る