カテゴリー:エンジニア分野別
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薄くて高強度なポリプロピレン系多孔質フィルムを開発――省エネ、省資源に貢献 三菱ケミカル
三菱ケミカルは2018年9月4日、ポリプロピレン(PP)系多孔質フィルムの空孔径、空孔率、空孔分布などの構造因子を材料設計とプロセス設計に落とし込み、空孔構造を精密に制御することで、薄く高強度なポリプロピレン系多孔質フィ…詳細を見る -
水の動的異常性は、液体の正四面体構造形成に起因――東大が従来のガラス転移説を覆す
東京大学は2018年9月4日、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた「水の動的異常性」が実はガラス転移とは無関係で、液体の正四面体構造形成に起因していることを突き止めたと発表した。さらに、シリカや金属ガラスにお…詳細を見る -
燃料電池などに使う電解質薄膜の耐久性を5倍以上に向上――出力向上や小型化にも目途
科学技術振興機構(JST)は2018年9月4日、燃料電池などに使用する電解質薄膜の研究にAGCが取り組み、機械的な耐久性(乾湿サイクル耐久性)を従来比で5倍以上に向上した薄膜の開発に成功したと発表した。 今回開発し…詳細を見る -
SpaceX、「Falcon 9 Block 5」ロケットの再打ち上げと着地に初成功
商業衛星の打ち上げビジネスを行う米国のSpaceXは、2018年8月7日午前1時18分(東部夏時間)、ケープカナベラルから「Falcon 9 Block 5」ロケットを打ち上げ、テルコム・インドネシアの通信衛星「Mera…詳細を見る -
SUBARU、スポーツセダンWRX S4の最上級グレード「WRX S4 STI Sport」発表――走行性能と質感が向上
SUBARUは2018年9月3日、スポーツセダンWRX S4の最上級グレード「WRX S4 STI Sport」を発表した。同月21日に発売する。 WRX S4 STI Sportは、SUBARUのモータースポーツ…詳細を見る -
車載部品の実装信頼性が向上――パナソニック、耐熱性と流動性に優れた二次実装アンダーフィル材を開発
パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年9月3日、耐熱性および流動性に優れた車載部品向け「高耐熱性 二次実装アンダーフィル材 CV5794シリーズ」を製品化し、2018年10月から量産開始…詳細を見る -
全固体リチウムイオン電池充放電時のLiイオンの動きの可視化に成功 パナソニックなど
パナソニックは2018年9月3日、ファインセラミックスセンターおよび名古屋大学と共同で、全固体リチウムイオン電池の充放電時におけるLiCoO2正極内のLiイオンの2次元分布とその変化を可視化することに、世界で初めて成功し…詳細を見る -
電気・制御系エンジニアにとっての自動化マーケットの現状は?アーリーアダプターによる求人増のフェーズへ[“完全”自動化の時代へ]
~ 工場自動化(FA)の最新事情をエンジニアリングの分野別に考える ~ 本記事は、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント筧 隆志氏への取材を通じて、工場自動化(FA:ファクト…詳細を見る -
原子力機構ら、角運動量の温度変化を観測できる汎用性の高い角運動量測定装置を開発――高速磁気デバイスの材料探索に貢献
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と理化学研究所(理研)は2018年8月31日、磁気の原因となる電子の回転運動(角運動量)を観測する高速回転装置を開発したと発表した。 磁石の磁気は、内部の電子の自転や公転による角…詳細を見る -
田中貴金属、銀ナノインクを用いた70℃の低温焼結技術と銀メタル全面フィルム形成技術を開発――ディスプレイの薄型化、フレキシブル化、高画質化に期待
田中貴金属工業は2018年8月31日、銀ナノインクを使用した70℃の低温焼結技術と、エッチングプロセス対応の銀メタル全面フィルム形成技術を開発したと発表した。 銀ナノ粒子を焼き固める銀ナノインク焼結は従来、150℃…詳細を見る