カテゴリー:技術ニュース
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光を当てないで物の存在と位置を同時に判定できる、量子光学的手法を発表 静岡大学、名古屋市立大学
静岡大学大学院総合科学技術研究科の冨田 誠教授らの研究グループは2023年6月1日、名古屋市立大学と共同で、光を当てないで(物理的相互作用をしないで)物の存在と位置を同時に判定できる量子光学的手法を発表した。光子を1個も…詳細を見る -
英Tokamak Energy、核融合炉のための磁力制御技術をアメリカでテスト予定
核融合技術ベンチャーである英Tokamak Energyは2023年4月27日、アメリカの国立研究所にて同社の磁気制御技術をテストすると発表した。このテストは、同社の高温超伝導(HTS)磁石を極限条件に曝して、運用寿命を…詳細を見る -
豪国防省、高出力防衛レーザーシステムのプロトタイプ開発製造を約12億円で発注
豪国防省は、2023年4月4日、幅広い作戦環境に展開可能な高エネルギー防衛レーザーシステムのプロトタイプ共同開発および製造を、高出力レーザー研究/技術の世界的リーダーであるQinetiQ Australiaに1290万豪…詳細を見る -
スピンの散乱や反射を大幅に低減する、単結晶酸化物スピントランジスタ素子を作製 東京大学
東京大学大学院工学系研究科の研究グループは2023年5月31日、単結晶酸化物を用いて、スピントランジスタの基本となる強磁性体、半導体、強磁性体構造からなる横型2端子素子を作製することで、従来の10倍以上の大きな磁気抵抗比…詳細を見る -
エネルギー密度500Wh/kgの凝縮型バッテリー――EVや旅客機に活用が期待
中国バッテリーメーカーのCATL(Contemporary Amperex Technology Co. Limited)が2023年4月19日、エネルギー密度500 Wh/kgの「凝縮型バッテリー」を発表した。電気自動…詳細を見る -
貴金属や希少金属、毒性元素を使用しないCO2変換固体光触媒を開発――スズ系MOFを採用 東工大と関西学院大
東京工業大学は2023年5月30日、同大学と関西学院大学の共同研究グループが、貴金属や希少金属、毒性元素を使用しないCO2変換固体光触媒を開発したと発表した。可視光を利用して、CO2から高い選択率かつ高いみかけの量子収率…詳細を見る -
直接接合技術を用いた、新たなチップ仮接合および剥離技術を開発――300mmウエハ上での実証に成功 横浜国立大ら
横浜国立大学は2023年5月30日、同大学工学研究院とディスコ、東レエンジニアリングの共同研究グループが、直接接合技術を用いる新たなチップ仮接合および剥離技術の開発に成功したと発表した。 微細化へのハードルが高まっ…詳細を見る -
パラジウムを使った優れた高温超伝導体の研究
ウィーン工科大学と日本の理化学研究所などの共同研究チームが、酸化物高温超伝導体の転移温度をもっと高温にできる材料系として、パラジウム酸化物系が最適であることをコンピューターシミュレーションによって見出した。従来から高温超…詳細を見る -
不安定性を利用して、多足ロボットを機敏に歩行させる技術を開発 大阪大学
大阪大学は2023年5月29日、不安定性を利用して、多足ロボットの歩行を機敏かつ効率的にする技術を開発したと発表した。 多足ロボットは耐故障性や転倒回避性に優れる反面、多くの足の運動制御が難しいという課題があった。…詳細を見る -
ハリケーンを観測するNASAの衛星「TROPICS」――Rocket Labが打ち上げに成功
米Rocket Labは2023年5月8日、熱帯低気圧の監視を目的とした衛星「TROPICS」の打ち上げに成功したと発表した。今回は、計4基が連携する「衛星コンステレーション」を構成するための、最初の2基を展開したかたち…詳細を見る