カテゴリー:化学・素材系
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3Dプリンターで曲がるOLEDを作製――自家製ディスプレイも実現可能に
ミネソタ大学ツインシティー校の研究チームは、1台の3Dプリンターで電極や発光層をプリントし、柔軟なOLEDディスプレイを作製することに成功した。将来、工場の大規模設備でなくても、家庭用3Dプリンターでディスプレイを自作で…詳細を見る -
特定疾患の視力を回復――埋め込み型人工視覚システムが動物実験を完了
近い将来、特定の疾患による視覚障害を持つ人々は、人工視覚デバイスのインプラントで視力を回復できるかもしれない。シドニー大学とニューサウスウェールズ大学の研究チームは、網膜色素変性症などの患者の視力回復を目的とした埋め込み…詳細を見る -
工場の排ガスから二酸化炭素を除去し有益な化学物質を生成する新しい触媒――グリーン経済を加速する大きな一歩に
工場から排出される二酸化炭素を除去し、商業的に価値のある化学物質を生成できる新しい触媒が開発された。この研究は米オレゴン州立大学の研究者が率いる研究チームによるもので、2021年12月22日付で『Journal of M…詳細を見る -
低抵抗と高い透過率を兼ね備えた一括両面配線透明導電フィルムを商品化 パナソニック
パナソニック インダストリーは2022年2月16日、低抵抗と高い透過率の特長を兼ね備えた「透明導電フィルム」を商品化したと発表した。業界初となる「ロール to ロール独自工法」により、一括両面配線としている。 タッ…詳細を見る -
宇宙での太陽光発電システム構築に向けて一歩前進――太陽エネルギーのRF変換実証に成功
米空軍研究所(AFRL)と米Northrop Grummanは、宇宙から地上への電力供給システムの構築に向けて、太陽エネルギーを無線周波数(RF)に変換する実験に成功したと発表した。 このプロジェクトは「Space…詳細を見る -
レアメタル供給不足の解消も――MIT、低コストでクリーンな選択的分離法を開発
MITの研究チームが、鉱物資源やリサイクル材からコバルトやリチウム、レアアースなど貴重なレアメタルを選択的かつ経済的に分離する新プロセスを開発した。固体状態の硫化反応を活用し、金属酸化物の混合状態から特定金属の硫化物を選…詳細を見る -
高スピン流生成効率と高熱耐久性とを両立した薄膜を開発―― SOT方式の不揮発性メモリに最適 東工大とキオクシア
東京工業大学は2022年2月15日、キオクシアとの共同研究グループが、高いスピン流生成効率と高い熱耐久性とを両立するYPtBi薄膜を作製し、動作を実証したと発表した。スピン軌道トルク(SOT)方式を用いる不揮発性メモリに…詳細を見る -
100倍の炭素を回収できる「人工葉」を開発
イリノイ大学シカゴ校の研究チームが、現状のシステムの100倍ものCO2を分離回収できる、コスト効率の高い炭素回収システム「人工葉」を開発した。有機溶剤の乾サイドセルと水溶液の湿サイドセルを、陰イオン交換膜メンブレンで隔て…詳細を見る -
ナノレベルで厚さ制御した自立型COF膜作製手法を開発――CO2とN2の分離に応用 北大と東邦大
北海道大学は2022年2月14日、東邦大学と共同で、ナノメートルレベルで厚さを制御した自立型COF(共有結合性有機構造体)膜の作製方法を開発したと発表した。 COFは分子レベルの微細孔を持つため、ガス分離や触媒、電…詳細を見る -
従来の70倍の水素を生成――チューリッヒ工科大学が新たな光触媒を開発
近年、水素は使用時にCO2を排出しないことから、燃料電池車や水素エンジン車などに見られるように新しい燃料として注目を集めている。水素の製造法としては、石油やメタンガスなどの化石燃料から水素を分離する方法や、水を電気分解す…詳細を見る