カテゴリー:電気・電子系
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イギリス政府系研究機関、独自方式の宇宙用「原子力電池」を発表
英国宇宙庁と国立原子力研究所(NNL)は2022年12月9日、アメリシウム241による宇宙用「原子力電池」の開発計画を発表した。この計画は、燃料となる放射性物質の供給を安定化し、イギリスとそのパートナーの宇宙探査活動を支…詳細を見る -
数学のトポロジー概念で高周波の新型音響導波路を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2023年1月4日、数学分野のトポロジーの概念をもとに、物質の表面に特殊な音波の導波路を開発したと発表した。この導波路は、超低消費電力の表面弾性波デバイスの開発につながることが期待される。 …詳細を見る -
グラフェンと金のリボンでストレス状態をモニターする電子タトゥーを開発
人間は興奮したり緊張したりすると汗をかく。皮膚電気活動(EDA)と呼ばれるこの生理現象は、情動を示す指標として知られている。テキサス大学オースティン校とテキサスA&M大学の研究チームは電子タトゥー(e-tatoo)技術を…詳細を見る -
最高90GHzでのRFパワー測定に対応したパワーセンサを発表──独ローデ・シュワルツ
独ローデ・シュワルツは2022年12月27日、最高90GHzでのRFパワー測定に対応したパワーセンサ「R&S NRP90S」および「R&S NRP90SN」を発表し、既に購入可能となっている。 両製品は、50MHz…詳細を見る -
ペロブスカイト型ナノ結晶を用いた高輝度光スイッチを開発――記録媒体への応用に期待 熊本大学
熊本大学は2022年12月26日、金属ハライドペロブスカイト型ナノ結晶(CsPbBr3)にフォトクロミック分子のジアリールエテンを結合させることで、ナノ結晶の蛍光発光を光刺激によって可逆的にオン/オフスイッチさせることに…詳細を見る -
リチウムイオン電池の4倍の蓄電容量を持つ、室温作動型ナトリウム硫黄電池の開発
シドニー大学の研究チームが、リチウムイオン電池よりもはるかに高い蓄電容量を持つナトリウム硫黄(NAS)電池を開発した。同電池は、原料となるナトリウムや硫黄が豊富で安価であり、製造コストの大幅な削減が期待できる。また、リチ…詳細を見る -
スイッチサイエンス年間売上ランキングベスト100に見る 2022年電子部品ヒット商品のトレンド
コロナ禍の影響、大国による軍事侵攻など、不安定な社会情勢の中で幕を開けた2022年は、エネルギーの高騰や円安も発生し、日本経済にとって激動の1年だった。電子部品業界も影響は避けられず、厳しい1年ではあったが、明るい兆しも…詳細を見る -
ナトリウムイオン電池の負極として優れた材料を開発 鳥取大学、戸田工業
鳥取大学工学部の坂口裕樹教授らの研究グループは2022年12月21日、戸田工業と共同で、戸田工業が独自に開発した酸化鉄(Fe2O3)微粒子に対してアンチモン(Sb)を添加すると、ナトリウムイオン電池の負極として優れた特性…詳細を見る -
【エンジニア600人のリスキリング調査】リスキリングに興味のあるエンジニアは37.8%、制御・ソフトウェア系は49.2%。リスキリングの取り組みを行っている企業は13.8%、13.0%がこれから取り組む予定
ポイント 製造業でエンジニアに対するリスキリングの取り組みを行っている会社は13.8%、これから行う予定は13.0% リスキリングに興味のあるエンジニアは全体で37.8%、職種別でみると制御・ソフトウェア…詳細を見る -
古紙をリチウムイオン電池の電極へとアップサイクル――紙の繊維で高耐久を実現
シンガポールの南洋理工大学の研究チームは、包装紙や紙袋、ダンボールなどの古紙をリチウムイオン電池の負極材料に変換する技術を開発した。紙から純粋な炭素を生成する炭化プロセスにより、紙の繊維を電極にするというもので、携帯電話…詳細を見る