カテゴリー:エンジニア分野別
-
ヒトの目の錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発――センシングシステムへの応用に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年10月11日、ヒトの目の同様に、明暗の境界が強調される錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発したと発表した。 近年、人工知能システムの開発において、ヒトの知覚原理に基づ…詳細を見る -
自己密着性を持つ新素材「溶剤系 特殊ポリオレフィンコート剤」の市場開発を開始 三井化学
三井化学は2021年10月11日、自己密着性およびガス透過性を発現できる新素材コート剤「溶剤系 特殊ポリオレフィンコート剤」の市場開発を開始すると発表した。 同コート剤は、基材に塗布して乾燥成膜後にコート面を重ねて…詳細を見る -
ドローンを空中で撃墜する米陸軍の新型レーザー兵器
米陸軍は、新しい指向性エネルギー兵器の評価試験を終了し、2022会計年度にこれを装備した「Stryker」装甲車のプロトタイプの配備に向けて作業を進めていることを明らかにした。 この「指向性エネルギー機動短距離防空…詳細を見る -
化学反応をリアルタイムで観察――分子接着剤を使った「ナノカメラ」を開発
ケンブリッジ大学の研究チームは、2種類のナノ結晶を分子接着剤で組み合わせて、化学反応をリアルタイムで観察できる「ナノカメラ」を作製した。ナノカメラの材料は、混合すると数秒以内に自己組織化する。このプラットフォームは、再生…詳細を見る -
冷却しながら発電する「レドックス・フロー熱電発電」の実用性を証明 東工大
東京工業大学は2021年10月8日、同大工学院の研究チームが、排熱源を液体で冷却しながら発電を行う「レドックス・フロー熱電発電」で発電性能を向上させ10W/m2超の発電密度を達成したと発表した。研究チームはレドックス・フ…詳細を見る -
200℃の高温環境下でも使える軽量薄型RFIDタグを開発 トッパン・フォームズ
トッパン・フォームズは2021年10月8日、200℃の高温環境で使用可能な薄型で軽量のUHF帯RFIDタグ「耐熱ラミネートタグ」を発売した。使用する際のタグ洗浄や定期交換といったメンテナンスが必要ない使い切り製品で、価格…詳細を見る -
運用中の原子炉へ3Dプリント部品を設置 米オークリッジ国立研究所
オークリッジ国立研究所(ORNL)は2021年8月9日、3Dプリント製の原子炉部品が、テネシー峡谷開発公社(TVA)が保有するブラウンズフェリー原子力発電所に設置されたと発表した。第2号機に4つの3Dプリント製ブラケット…詳細を見る -
米大学が次世代のブレイン・コンピュータ・インターフェースシステムを開発
ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)システムは、脳や脊髄に損傷を受けた人が体を動かしたり、思考でキーボードを操作したりするなどの自立支援機器に使用される。さらに近年では脳の状態をモニタすることで自身の集中力…詳細を見る -
イオン伝導性と強誘電体を共存、新たな動作原理による有機メモリ素子の開発につながる分子集合体構造を開発 東北大学
東北大学は2021年10月7日、イオンチャネル構造を有する液晶性クラウンエーテル誘導体と液晶性強誘電体からなる混晶を作製し、イオン伝導性と強誘電性が共存した新規な分子集合体構造の開発に成功したと発表した。本来、伝導性と強…詳細を見る -
がんの超早期発見につながる検査で需要増、マイクロ流路チップの大量生産技術を開発 凸版印刷
凸版印刷は2021年10月7日、フォトリソグラフィ工法を用いたガラス製マイクロ流路チップの製造技術を開発したと発表した。がんの超早期発見を可能とするリキッドバイオプシー検査や体外診断薬の分野での使用を見込んでいる。 …詳細を見る