カテゴリー:エンジニア分野別
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白金不使用の燃料電池向け触媒材料を開発――酸素還元触媒活性と安定性を同時に発揮 熊本大学ら
熊本大学は2021年10月4日、東京工業大学、静岡大学、旭化成と共同で、白金を使用しない燃料電池向け触媒材料の開発に成功したと発表した。 水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池を搭載した燃料電池自動車は、走行時…詳細を見る -
紙製アンテナを使用したプラスチックフリーのICタグラベルを開発――通信性能を維持し、従来品比20%の薄型化 凸版印刷
凸版印刷は2021年10月4日、同社のUHF帯ICタグ「SMARTICS-U」シリーズの新製品として、紙をアンテナ基材に用いたプラスチックフリーの環境配慮型ICタグラベルを開発したと発表した。 ICタグのアンテナは…詳細を見る -
宇宙を相手に働こう――エンジニアが転職先として検討すべきその魅力とは
創業10年以内、評価額10億ドル以上、未上場――こうした条件に当てはまる企業、革新的な製品やサービスを生み出して驚異的なペースで成長を遂げる企業を「ユニコーン企業」と呼ぶ。そのユニコーン企業に該当する日本の企業は数社しか…詳細を見る -
ゼロエミッションでの航海を実現――全長180フィートの水素動力カタマラン
ゼロエミッション化への要求は、工業デザインにも大きな影響を与えているようだ。スペインの工業デザインスタジオ「Ruma Design」がイタリアの国際デザインコンペティション「A'Design Award & Compet…詳細を見る -
魚の油が原料――ポリウレタンを代替する生分解性プラスチックを作る
現代社会において、プラスチックは必要不可欠なものだ。プラスチックの一種であるポリウレタンは、衣類や電化製品、建築資材など、生活のほぼあらゆる場面で利用されている。一方でこのポリウレタンは、原料が再生不可能な資源である石油…詳細を見る -
業界最高水準の発電効率を持つ純水素型燃料電池5 kWタイプを発売 パナソニック
パナソニックは2021年10月1日、高純度の水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する純水素型燃料電池「H2 KIBOU」を発売した。発電効率は業界最高水準で、業務用途を想定している。 同社は、都市ガスから取り出し…詳細を見る -
ロボットタイプの小物部品専用検査選別装置を新発売――傷つきやすい精密部品の検査自動化が可能に 日東精工
日東精工は2021年10月1日、ねじなどの精密部品を傷つけることなく自動で検査選別できる装置「MISTOL(ミストル)ロボタイプ」の受注を開始した。2022年1月1日から販売を開始する。 同社は2006年に小物部品…詳細を見る -
米核融合施設、「核融合点火」に向けて大きく前進したと発表
米ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)は、2021年8月8日に国立点火施設(NIF)で行われた実験で核融合点火に向けた大きな前進があり、1.3メガジュールのエネルギーを発生させることに成功したと発表した。 実…詳細を見る -
水素燃料を海水から採取するナノ材料を開発――非貴金属を用いて高効率/高安定の電気分解を実現
米セントラルフロリダ大学(UCF)の研究チームは、海水を酸素と水素に効率的に分解できるナノ材料を開発した。水を水素と酸素に分解するプロセスは電気分解として知られているが、豊富に存在する非貴金属を用いた場合、効率や安定性が…詳細を見る -
化石燃料フリーの製鉄技術の実用化を目指す
スウェーデンスティールSSABと鉄鉱石採掘企業LKAB、エネルギー大手バッテンフォールの3社で構成するプロジェクトチームが、世界で初めて化石燃料を用いずに鉄鋼素材を製造することに成功し、最終製品を自動車メーカーVolvo…詳細を見る