カテゴリー:エンジニア分野別
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磁性元素を持たない磁性体を理論的に予測――産総研、フラットバンド模型を実現しうる実在の物質を発見
産業技術総合研究所(産総研)は2018年5月8日、「磁性元素を含まないパイロクロア型酸化物であるSn2Nb2O7やSn2Ta2O7(Sn:スズ、Nb:ニオブ、Ta:タンタル、O:酸素)に正孔を導入できれば、磁石としての性…詳細を見る -
AIが高分子太陽電池の材料を探索――大阪大学がランダムフォレストによる材料設計手法を開発
大阪大学は2018年5月8日、次世代の太陽電池として期待されている高分子太陽電池の高分子材料設計において、人工知能(AI)のアルゴリズムの1つであるランダムフォレスト(RF)を用いて性能予測・選別する手法を開発したと発表…詳細を見る -
太陽誘電、世界初となる静電容量1000μFの積層セラミックコンデンサを量産開始
太陽誘電は2018年5月8日、4532サイズ(4.5×3.2×3.2mm)で静電容量1000μFの積層セラミックコンデンサ(MLCC)「PMK432 BJ108MU-TE」の量産を開始すると発表した。MLCCで静電容量1…詳細を見る -
月に大量の水資源が存在か――生成に水が必要な鉱物「モガナイト」を月隕石から発見 東北大など
東北大学は2018年5月7日、海洋研究開発機構、神戸大学などと共同で、生成に水が不可欠な鉱物「モガナイト」を月隕石から発見したと発表した。月の地下に水資源が存在する可能性を示唆しているという。 月は従来、水に乏しい…詳細を見る -
日本精工、鉄道車両向け「動揺防止アクチュエータ」を開発――乗り心地と高速化を両立
日本精工は2018年5月7日、鉄道の乗り心地と高速化の両立に貢献するボールねじ式の制振アクチュエータ「動揺防止アクチュエータ」を開発したと発表した。 鉄道の高速化が進む中、線路のうねりやトンネルでの空気圧によって発…詳細を見る -
世界最高レベルの造形速度を持つ大型鋳造用砂型3Dプリンター――NEDOの成果をもとにシーメットが製品化
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年5月7日、シーメットが、毎時10万cm³の世界最高レベルの造形速度を持つ大型鋳造用砂型3Dプリンターを製品化したと発表した。NEDOのプロジェクト成果をもとに開発…詳細を見る -
電子のスピン機能により、半導体デバイスの廃熱を電気信号として再利用することに成功 京大など
京都大学は2018年5月7日、TDKならびに大阪大学と共同で、電子のスピン機能を用いて、シリコン半導体デバイスで発生する廃熱を電気信号として再利用することに、世界で初めて成功したと発表した。 CMOSトランジスタの…詳細を見る -
エンジ二アの原動力は「つくりたい」という強い想い。挑戦から始まる新製品開発と新たなキャリア――カシオ計算機 黒澤諭氏 堀内雄史氏
平面上に凹凸が表現される“2.5D”。カシオ計算機の「2.5Dプリントシステム・モフレル」は、独自に開発した熱に反応して膨らむ「デジタルシート」を用いて、A4サイズ1枚を約5分で2.5Dに、かつカラープリントにできるシス…詳細を見る -
ネットワークの対称性が発電機群を同期させる――電力ネットワークの同期現象を理論解明 東工大
東京工業大学は2018年5月2日、電力ネットワークのモデリングや解析、制御に関する一連の研究成果をグラフ理論により検討し、ネットワーク結合された発電機群の同期を実現するための基本原理を明らかにしたと発表した。ネットワーク…詳細を見る -
ガスを吸って形状を記憶する柔らかい多孔質結晶を開発――新素材への応用に期待 京大
京都大学は2018年5月2日、同大学の研究グループが、アイルランドおよび米国の研究グループと共同で、二酸化炭素や一酸化炭素を吸収して形を変え、さらにその形状を記憶する柔らかい多孔質結晶の開発に成功したと発表した。さまざま…詳細を見る