カテゴリー:エンジニア分野別
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まるで魔法の絨毯――触媒反応で自律運動する2Dシートを開発
ピッツバーグ大学の研究チームが、反応性流体で満たされているマイクロチャンバー内で、触媒反応を利用することにより、自律的に移動し形状変化する2Dシートを設計した。まるでディズニー映画「アラジン」に出てくる「空飛ぶ魔法の絨毯…詳細を見る -
RF MEMSスイッチを改良――次世代携帯電話向けに高耐久性MEMSスイッチを開発
次世代の無線端末では、利用する通信方式に応じて回路構成を動的に再構成する無線回路技術が重要だ。そのため、特に小型化が求められる携帯電話では、RF(高周波)MEMS技術が重要になる。 信号をON/OFFするスイッチを…詳細を見る -
ポリプラスチックス、耐アルカリストレスクラッキング性に優れた「ジュラネックス532AR」を開発
ポリプラスチックスは2019年1月17日、ジュラネックスPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)のアルカリ環境下における耐ストレスクラッキング性の改質検討を進め、新グレードの「ジュラネックス532AR」を開発したと発表し…詳細を見る -
ソーラーフロンティア、CIS系薄膜太陽電池セルで世界最高の変換効率23.35%を達成
ソーラーフロンティアは2019年1月17日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究を通して、カドミウムを含まないCIS系薄膜太陽電池(以下、CdフリーCIS系薄膜太陽電池)のセル(約1cm2)において…詳細を見る -
NSCと山形大学、曲がる有機ELパネルを開発――車載用ディスプレイ向けに2021年度の量産目標
NSCは2019年1月17日、山形大学と共同でケミカル研磨技術を用いたガラス基板ベースの曲がる有機ELパネルを世界で初めて開発したと発表した。車載用ディスプレイなど厳しい環境での用途向けに、大きく湾曲した有機ELパネルを…詳細を見る -
NASAの探査機「New Horizons」、史上最も遠い天体のフライバイに成功
NASA(米航空宇宙局)は2019年1月1日、無人探査機「New Horizons(ニューホライズンズ)」が、太陽から約65億km離れた天体「Ultima Thule(ウルティマトゥーレ)」の接近に成功したと発表した。ウ…詳細を見る -
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの正味最高熱効率50%超を「産産学学連携」で実現――燃焼、摩擦、ターボ過給、熱電変換の技術を統合
科学技術振興機構(JST)は2019年1月16日、トヨタ自動車、慶應義塾大学、京都大学、東京大学、早稲田大学による共同研究で、乗用車用のガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方で、正味最高熱効率50%を上回ることに成功…詳細を見る -
スクリーン印刷法での0603サイズの片面基板の供給に目処――電子機器の小型化に貢献 京写
京写は2019年1月15日、電子基板メーカーとして初めて、スクリーン印刷法による0603チップ部品サイズに対応できる片面プリント配線板を開発したと発表した。今月から、国内外工場で試作受注を開始する予定だ。 近年、電…詳細を見る -
昭和電工、車載リチウムイオン電池向けの次世代冷却器を開発――ラミネートシート使用で電池への接合が低温で可能に
昭和電工は2019年1月15日、子会社の昭和電工パッケージングと共同で、電気自動車用リチウムイオン電池向けの次世代冷却器を開発したと発表した。 電気自動車(EV)に使われるリチウムイオン電池(LIB)は、大容量で発…詳細を見る -
電界を発生して傷を早く治す「電子絆創膏」
皮膚には優れた自然治癒力があるが、時として、創傷の治癒に長い期間がかかったり、全く治癒しない場合があり、人は慢性的な痛みや感染症などのリスクにさらされることがある。 米ウィスコンシン大学の研究者達は、外傷の上に交流…詳細を見る