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ハイエントロピー合金のナノポーラス化に成功――金属に多機能性をもたらす2つの技術の複合効果を利用し、新しい材料分野を開拓 東北大ら
東北大学は2019年12月19日、同大学の研究グループが、チタン(Ti)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)の5成分元素からなる体心立方格子系ハイエントロピー合金のナノポーラス化に世界…詳細を見る -
電気分解によるグラフェン合成に成功――亜臨界水熱電解により実現、水素も同時に生成 東北大
東北大学多元物質科学研究所は2019年12月10日、亜臨界水反応場を適用することで、電気分解によるグラフェンの合成に成功したと発表した。 グラフェンとは、グラファイト(黒鉛)結晶の単層分のことで、高い電気伝導性、熱…詳細を見る -
SRAM代替を可能にする高速、高耐熱性、データ保持特性を持つスピン軌道トルク素子(SOT)を開発 東北大
東北大学は2019年12月9日、SRAMを代替可能な高耐熱性とデータ保持特性を持つ、高速書き換えスピン軌道トルク素子(SOT)の開発と動作実証に、世界で初めて成功したと発表した。 揮発性の半導体メモリーを用いる集積…詳細を見る -
電気で潤うコンタクトレンズを開発――バイオ電池搭載コンタクトレンズで電気浸透流による保湿効果を実証 東北大学
東北大学は2019年11月29日、電気浸透流の発生効率が高く成型性にも優れるハイドロゲル素材を開発し、それをコンタクトレンズに用いると、通電によってレンズ内に水流が発生し、乾燥速度が低下することを実証したと発表した。 …詳細を見る -
新型鉄系超伝導体の硫化鉄を超薄膜にする手法を開発――高温超伝導メカニズムの解明に前進 東北大
東北大学大学院理学研究科と東北大学材料科学高等研究所は2019年11月14日、原子数個分の厚さの薄膜化によって高温超伝導が起きる「セレン化鉄(FeSe)」と似た超伝導特性を持つ「硫化鉄(FeS)」を、同様の超薄膜に成形す…詳細を見る -
スピン流を長距離かつ高効率に輸送できる新たな材料を発見 東北大ら
東北大学は2019年10月18日、東京大学らと共同でスピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になりうることを実証したと発表し…詳細を見る -
モーターの電気エネルギー損失を減らすナノ結晶薄帯の量産化にめど――電磁鋼板を幅広く代替の可能性
科学技術振興機構(JST)は2019年10月15日、超低損失ナノ結晶薄帯の量産化にめどが立ったと発表した。モーターなどに使用している電磁鋼板よりも電気エネルギーの損失をより少なく抑えられ、電気自動車(EV)用モーターなど…詳細を見る -
共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性を増強、次世代デバイスの素子材料に期待 東北大
東北大学は2019年10月15日、共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性の増強に成功したことを発表した。次世代の超高速光スイッチングデバイスの実現に貢献する素子材料としての活用が期待できるという。 近年、技…詳細を見る -
固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状の制御に成功――アモルファス金属と二酸化炭素ナノバブルを利用 東北大学
東北大学未来科学技術共同研究センターは2019年9月20日、次世代電気二重層キャパシタである固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状を制御することに成功したと発表した。 今回の研究は、東北大学工学部創造工学研修(工学部1…詳細を見る -
室温動作スピントロニクス素子を用いて量子アニーリングマシンの機能を実現――情報処理技術の新たな展開に期待 東北大
東北大学は2019年9月19日、米パデュー大学と共同で、量子ビット(Quantum bit:qビット)と似た機能を有する新概念スピントロニクス素子を開発し、それを用いて量子アニーリングマシンを模倣したシステムを構築し、室…詳細を見る