カテゴリー:化学・素材系
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金属を使わない生体適合性電極――MIT、柔軟で印刷可能なインプラント用電極を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、生体組織のように柔軟かつ耐久性があり、しかも金属のように電気伝導する、ゼリー状のインプラント用非金属材料を開発した。高導電性高分子とヒドロゲルを複合した材料であり、インプ…詳細を見る -
光透過率90%以上の完全表面結晶化ガラスファイバーを発表 東北大学
東北大学大学院工学研究科の藤原巧教授らは2023年7月12日、光ファイバーと同じ材料と形状を持ち、ファイバー型光制御デバイスへの応用が期待できる新材料「完全表面結晶化ガラスファイバー」を発表した。光学単結晶にも匹敵する9…詳細を見る -
次世代パワー半導体である、「ダイヤモンド半導体」が実現する未来とは[2050年カーボンニュートラルに向けた技術開発の最先端を知る]
自動車や鉄道、航空機などの電動化や、5Gなど高速通信サービスを提供する基地局が普及していくことで、高温・高耐圧・高周波で作動するパワーデバイスへのニーズが高まっています。今回の連載は全2回の構成で、次世代パワー半導体とし…詳細を見る -
フレキシブルな多機能デバイスも可能に――紙の表面に液体金属を直接印刷する技術
北京の清華大学の研究チームが、紙やプラスチックなどの表面に、液体金属を直接コーティングする新しい手法を考案した。濡れ性のない表面に液体金属を印刷することによって、さまざまな形状に機械的、電気的、熱的性質を備えた「スマート…詳細を見る -
高強度と磁気特性を両立した、異方性ボンド磁石製造に関する新技術を開発――モーターの小型化に貢献 レゾナック
レゾナックは2023年7月12日、高強度と磁気特性を両立した異方性ボンド磁石の製造に関する新技術を開発し、特許を取得したことを発表した。特許は技術を広く保護するもので、技術の発展に活用していく。 樹脂と磁粉を組み合…詳細を見る -
省エネの決め手となる次世代パワー半導体「ダイヤモンド半導体」とは [2050年カーボンニュートラルに向けた技術開発の最先端を知る]
世界中の国々がSDGsを掲げ、脱炭素社会の実現に向けて大きく舵を切りつつあります。私たちの身の回りでも、電気自動車やエアコン、冷蔵庫など、大きな電気モーターを使う機器の省エネ化が重要視されるようになり、周波数や電圧を制御…詳細を見る -
3Dプリントを使って、高強度高延性なチタン合金の開発に成功
オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学とシドニー大学を中心とする共同研究チームが、合金成分設計と3Dプリントプロセスを組み合わせることにより、強くて延性に富む新しいチタン合金を創成した。汎用的なα-β型合金Ti-6A…詳細を見る -
ハイドロゲル内の「ミニ臓器」に3Dバイオプリントする手法を開発
ハイドロゲル内で培養した「ミニ臓器」の内部に3Dプリントする方法が開発された。これは、がんがさまざまな組織を通ってどのように広がっていくのかについて、理解を深めることに役立つ可能性があるという。この研究は、英ユニバーシテ…詳細を見る -
自動車から発生した有害物質を道路内で除去する光触媒コンクリート
韓国建設技術研究院(KICT)の研究チームが、窒素酸化物などの環境汚染物質を除去できる光触媒コンクリートを開発し、トンネル環境での実験で除去効果を実証した。 道路インフラにおける空気環境改善の効果的な方法として、排…詳細を見る -
室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発――有機電子デバイス開発の技術革新に寄与 東京大学ら
東京大学は2023年7月4日、同大学物性研究所、同大学大学院新領域創成科学研究科および分子科学研究所らの共同研究グループが、室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発したと発表した。 昨今、軽量で柔軟な…詳細を見る