カテゴリー:ニュース
-
マイクロ波を電気に変換する高感度ダイオードを開発――無電源でのインフラモニタリングが可能に
科学技術振興機構と富士通、首都大学東京の共同研究チームが、ナノワイヤ形状のバックワードダイオードを用い、微弱な電波を電気に変換できる、高感度な整流素子を開発した。5G通信時代の到来により豊富に存在することになる微弱電波を…詳細を見る -
コルト、民間向けセミオートライフルの生産を終了――ハンドガンの供給は継続
アメリカの銃器メーカー大手コルトは2019年9月19日、民間向けライフル市場から撤退すると発表した。同社は、政府関係ならびに警察関係向けにコルトライフルの大量契約があり、これらに対応するために製造能力をすべて振り向けると…詳細を見る -
2種類のゼオライトナノ粒子の製造技術を確立――透明吸湿性包材の実現や温感化粧品などへの応用が可能に
科学技術振興機構(JST)は2019年10月17日、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)企業主導フェーズNexTEP-Aタイプの開発課題「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」の開発結果を、成功と認定した…詳細を見る -
太陽光で働く新しい水分解光電極を開発――電気エネルギーなしで安定に駆動する光電極の実現に期待 東工大ら
東京工業大学は2019年10月17日、近畿大学と豊田工業大学と共同で、鉛とチタンからなる酸フッ化物が太陽光照射下で水を分解する光電極として機能することを発見したと発表した。 太陽光に多く含まれる可視光を利用して水を…詳細を見る -
リグニン誘導体からアクリル樹脂の開発に成功――非可食性バイオマスを原料に用いたプラスチック開発に期待 理研
理化学研究所は2019年10月17日、木材の主要成分であるリグニンの分解生成物として知られているリグニン誘導体を原料にして、これまで石油からしか作ることのできなかったアクリル樹脂を開発することに成功したと発表した。今回の…詳細を見る -
ユーザーによる制御とロボット制御を組み合わせた新しい義手――神経工学とロボット工学の融合
ユーザーの自発的制御とロボット制御を組み合わせた新しい神経制御義肢技術のテストが行われ、成功した。この研究は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のLearning Algorithms and Systems Laborat…詳細を見る -
有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功――高効率無機太陽電池と同等の20%を超える高い光電変換効率が可能 分子科学研究所
分子科学研究所は2019年10月16日、有機太陽電池の電圧損失を高効率無機太陽電池と同水準まで抑制することに成功したと発表した。 有機太陽電池は、無機太陽電池と比べて安価かつ軽量な上、柔軟などの性質を有する。さらに…詳細を見る -
広い温度範囲で形状記憶効果を示すハイエントロピー合金を開発――高温用アクチュエータなどへの応用に期待 NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年10月16日、ソウル国立大学と共同で、形状記憶効果を示すハイエントロピー合金を開発したと発表した。 ハイエントロピー合金とは、5種類以上の元素を等モル比で混合することで得ら…詳細を見る -
ゴムと樹脂を分子レベルで結合した新たなポリマー「SUSYM」を開発――耐突き刺し性、修復性、低温耐衝撃性が飛躍的に向上 ブリヂストン
ブリヂストンは2019年10月16日、ゴムと樹脂を分子レベルで結合したポリマーの新名称を「SUSYM(サシム)」に決定したと発表した。SUSYMは、再生可能かつ低温で使用できる素材として、多様な分野への応用が可能だという…詳細を見る -
1060台の「Raspberry Pi」で構成するスーパーコンピュータ
Oracleは、同社の年次カンファレンス会議「Oracle OpenWorld 2019(OOW 2019)」を2019年9月にサンフランシスコで開催し、Raspberry Piを1060台使ったスーパーコンピュータを公…詳細を見る