カテゴリー:エンジニア分野別
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地球温暖化を防止する手法を考案――エアロゾル粒子で太陽熱を遮断
米国海洋大気庁NOAAの化学研究所を中心とする国際研究チームが、エアロゾル粒子を成層圏に効率的かつ経済的に散布させる手法を考案した。成層圏で太陽光を反射して地表に降り注ぐ日射を削減することを狙う。近年、地球温暖化を抑制す…詳細を見る -
5G通信や自動運転、ITS向けの低誘電損失PBT樹脂を開発――高周波ミリ波帯での誘電損失が従来比で約40%減少 東レ
東レは2021年7月13日、5G通信や自動運転、ITS(高度道路交通システム)向けの低誘電損失PBT樹脂を開発したと発表した(冒頭の画像は活用例)。 自動運転向けの高周波部品などにPBT樹脂を用いる際、伝送ロスを抑…詳細を見る -
2素子構成の車載向けECU用パワーMOSFETを発売――回路の小型化や軽量化に寄与 新電元工業
新電元工業は2021年7月13日、自動車の各種ECU用パワーMOSFET「LF_Dual」シリーズを発売すると発表した。既にサンプル出荷を開始しており、2021年12月の量産開始を予定している。 同シリーズは、40…詳細を見る -
従来の燃焼エンジンに代わり得る、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジン――部品数20個でメンテナンスも最小限
イスラエルのAquarius Enginesは、2021年5月18日、燃料電池を必要とせず、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジンを発表し、テストに成功したと明かした。 現在、世界中の政府が脱化石燃料に向…詳細を見る -
微細な圧力変化をPSP計測法で計測する高精度ノイズ除去法を開発――スパースモデリングを利用 東北大学ら
東北大学は2021年7月9日、早稲田大学、愛知工業大学と共同で、微細な圧力変化をPSP計測法でも計測可能にする高精度のノイズ除去法を開発したと発表した。 東北大学によると、感圧塗料(PSP)の発光強度分布を測定する…詳細を見る -
低熱膨張の鋳鉄材料「ヒノGDインバー」シリーズを開発――微量元素の添加量制御により鋳造性/被削性を向上 ヒノデホールディングス
ヒノデホールディングスは2021年7月6日、温度変化による寸法変化を抑えた低熱膨張の鋳鉄材料「ヒノGDインバー」シリーズを開発したと発表した。 同社によると、現在産業分野で多く使われている鉄の線膨張係数(α)は12…詳細を見る -
GMとLockheed Martin、完全電動のムーンバギーの計画を公表
General Motors(GM)とLockheed Martinは2021年5月26日、NASAのArtemis計画に向けた月面車を共同で開発すると発表した。 Artemisは、人類を再び月へと送り込み、様々な…詳細を見る -
海面上数メートルを高速で飛行する「シーグライダー」を開発――低コストで高速移動を実現
アメリカ・ボストンを拠点とするベンチャーのREGENTは、海面上数メートルを290km/hで超低空飛行する電気式の「シーグライダー」を開発中であると発表した。同社は、将来シーグライダーが、沿岸都市間の移動手段として最良の…詳細を見る -
製造業のDX推進に、ディスプレイデザイン開発を簡素化できるソフトウェアを無償提供 スマートインプリメント
自動車制御システムや電技系車両の開発を手掛けているスマートインプリメントは、2021年7月7日、プログラミングの知識がなくても、Windows上で液晶ディスプレイデザインのプロトタイプを開発できるソフトウェア「Anpro…詳細を見る -
都市ガス利用時のCO2を利用して硬化する世界初のコンクリートを製造 東京ガスと鹿島
東京ガスと鹿島建設は2021年7月7日、都市ガス機器の利用時に排出される二酸化炭素(CO2)を吸収しながら硬化するコンクリートの製造を、世界で初めて開始したと発表した。 鹿島建設は硬化する際にCO2を吸収して固定化…詳細を見る