カテゴリー:電気・電子系
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世界初となる100万画素のデジタル画像を出力するSPADイメージセンサーを開発――高性能なロボットの眼や3次元カメラへの活用も期待 キヤノン
キヤノンは2020年6月24日、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)という信号増倍画素構造を持つセンサーで、世界初の100万画素の撮像ができるイメージセンサーを開発したと発表した。高性能…詳細を見る -
ムーアの法則の限界を超える次世代技術――グラフェンなどの2D材料スピントロニクスに注目
マンチェスター大学を中心とした国際共同研究チームが、グラフェンおよび他の2D材料を用い、電子の持つ磁気的な性質「スピン」の流れを制御することで、次世代の半導体を創成するスピントロニクスの可能性について、広く展望した解説論…詳細を見る -
ウエハーにダメージが生じないダイシングストリート幅を縮小したステルスダイシング加工――3次元積層半導体用極薄ウエハー開発に貢献 東工大
東京工業大学は2020年6月22日、ステルスダイシングを用いたウエハーにダメージを与えず、かつ無駄なくチップ加工できる極薄ウエハー加工技術を開発したと発表した。ステルスダイシングは、パルスレーザーをウエハー内部に集光し、…詳細を見る -
急速充電できるスーパーキャパシタ技術を開発 英サリー大
英サリー大学は、2020年5月13日、急速充電できるスーパーキャパシタ技術を開発したと発表した。研究成果は『Energy and Environmental Materials』に2020年4月28日付で発表されている。…詳細を見る -
リチウムイオン電池電極に析出した金属リチウム、ミュオンで非破壊的に検出 大阪大学ら
大阪大学は2020年6月16日、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所のミュオン研究グループ、豊田中央研究所、国際基督教大学、総合科学研究機構と共同で、大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実…詳細を見る -
レーザー光による固体内電子運動の操作で光の発生制御に成功――高次高調波光の偏光特性が操作可能に 京都大学
京都大学は2020年6月19日、波長の異なる強い近赤外のレーザー光パルスを半導体材料GaSeに同時に照射すると、可視から紫外光領域にわたって発生する高次高調波光の偏光特性を操作する方法を発見したと発表した。 近年の…詳細を見る -
Beyond 5G/6G時代を見据えるソフトバンク、300GHz帯テラヘルツ無線で動作する超小型アンテナを開発
ソフトバンクは2020年6月18日、岐阜大学、情報通信研究機構、National Research Tomsk State University、Tomsk Polytechnic Universityと共同で、Beyo…詳細を見る -
低オン抵抗の第4世代SiC MOSFETを開発――車載主機インバータシステムの小型化/高効率化に貢献 ローム
ロームは2020年6月17日、低オン抵抗の「1200V 第4世代SiC MOSFET」を開発したと発表した。既存市場に加え、主機インバータをはじめとする車載パワートレインシステムや産業機器向け電源への採用を加速させ、さら…詳細を見る -
波と風、太陽を利用するハイブリッド発電――海上浮遊式発電システムを開発
ドイツのSINN POWERは、波力、風力、太陽光発電を組み合わせた海洋プラットフォームを開発した。仕様に合わせて組み合わせが変更可能なモジュール式を採用し、世界初の海に浮かぶハイブリッドプラットフォームになるとしている…詳細を見る -
人間の眼を超える解像度を持つ人工眼球を開発
香港科技大学の研究チームは、人間の眼球を模倣した球形の視覚システムを開発した。ペロブスカイトナノワイヤアレイを人工網膜に高密度に統合することで、高い解像度を実現したもので、ロボット工学や人工眼への応用が期待される。研究結…詳細を見る