カテゴリー:電気・電子系
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深紫外線を透過する透明な薄膜トランジスタを作製――殺菌灯照射下でも動作可能な新バイオセンサーへの応用に期待 北海道大学
北海道大学は2020年6月16日、同大学電子科学研究所の太田裕道教授、ジョ・ヘジュン助教らの研究チームが、深紫外線を透過する透明な薄膜トランジスタを作製したと発表した。殺菌灯の深紫外線を照射した状態でも動作する新しいバイ…詳細を見る -
長時間の飛行を可能にする固体酸化物形燃料電池(SOFC)ドローンを開発 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2020年6月15日、プロドローンおよびアツミテックと共同で、長時間飛行/作業が可能な固体酸化物形燃料電池(SOFC)ドローンを開発したと発表した。 産総研によると、近年、物流やインフ…詳細を見る -
気体透過性によって「呼吸ができる」電子材料を開発――長期連続着用できるウェアラブルデバイスにも
ノースカロライナ州立大学と南京郵電大学によって、気体透過性を備え、極薄で伸縮可能な電子材料が開発された。特に生物医学やウェアラブルテクノロジー向けに活用できる技術で、この研究成果は2020年4月29日、『ACS Nano…詳細を見る -
超精密切削加工による単結晶微小光共振器、世界最高という1.4億の高Q値を達成 慶應義塾大学
慶應義塾大学は2020年6月11日、微小光学素子を超精密切削加工のみで製作し、トップダウンで作製した単結晶微小光共振器がQ値1.4億の光学性能を達成したと発表した。この光学性能は世界最高の値だという。 微小光共振器…詳細を見る -
5Gのその先へ――テラヘルツ波領域で駆動する共鳴トンネルダイオードを開発
5G(第5世代移動通信システム)サービスが始まりつつあるが、米海軍研究所(NRL:Navy Research Laboratory)の研究チームは、5Gのスピードを超えるテラヘルツ帯で動作するデバイスを開発した。窒化ガリ…詳細を見る -
汗で発電する、ウェアラブルデバイス向けにサステナブルなスーパーキャパシタを開発
グラスゴー大学の研究グループは、電解質として汗を用いた柔軟性のあるスーパーキャパシタを開発した。電極には、柔軟性に優れているポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン):ポリスチレンスルホン酸(PEDOT:PSS)を使用し…詳細を見る -
「巧み」の動きを可視化する6軸力覚センサーを開発――熟練作業をロボットで置き換え 新東工業
新東工業は2020年5月29日、繊細な手指の感覚による“巧み”の動きを可視化する歪ゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」の生産を開始したと発表した。 ZYXerは、耐モーメントが他社製品と比較して2倍に…詳細を見る -
機器のカラーユニバーサルデザイン化に適した1608サイズの青緑色チップLEDを開発 ローム
ロームは2020年6月9日、機器のカラーユニバーサルデザイン化に適した1608サイズ(1.6×0.8mm)の青緑色チップLED「SMLD12E2N1W」および「SMLD12E3N1W」を開発したと発表した。火災報知システ…詳細を見る -
大気中から水を生成する機能を備えた冷却装置を開発――外部エネルギー源不要で太陽電池パネルの出力向上に寄与
高温気候下で、空気中の水分を利用して太陽電池の効率を上げる水分採取装置がサウジアラビアで開発された。 商用のシリコン太陽電池パネルは、温度が上がると発電効率が下がり、一般に、1℃上昇すると出力(日射を電力に変換でき…詳細を見る -
Tesla、タブレス構造電極を持つバッテリーセルに関する特許を申請中
2020年5月7日、米Teslaが電気自動車用のバッテリー開発に関する特許申請中であることが明らかになった。申請されたのはタブレス構造電極を持ったバッテリーセルで、出願公開された特許明細書によると、米国特許公開番号は「2…詳細を見る