カテゴリー:電気・電子系
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トポロジカル絶縁体の超電導界面で超伝導電流の整流効果を観測――磁場で制御可能な超伝導電流ダイオードへの応用に期待 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月21日、トポロジカル絶縁体の超伝導界面において、超伝導電流の整流効果を観測したと発表した。 今回の研究成果は、安田憲司客員研究員(マサチューセッツ工科大学博士研究員)、十倉好紀グ…詳細を見る -
量子ビームによる微細加工技術でマイクロ流路チップを一括積層――チップの分析能が数十倍に 量研とフコク物産
量子科学技術研究開発機構(量研)は2019年6月25日、フコク物産と共同で、微量検体の分析などに有効なマイクロ流路チップを同時に何枚も貼り合わせる量子ビームによる微細加工技術「一括積層技術」を開発し、マイクロ流路チップ数…詳細を見る -
ウェアラブルデバイス向けに繊維状リチウムイオン電池を開発
香港理工大学(PolyU)の研究者たちが、エネルギー密度、曲げ範囲、耐久性のいずれの点においても、既存の曲げられる電池のどれよりも高性能な、繊維状リチウムイオン電池を開発した。その研究成果は、『Nature Commun…詳細を見る -
室温で強誘電性を示す「柔粘性/強誘電性結晶」を開発――環境に優しい非鉛センサー材料として期待 北海道大
北海道大学は2019年6月19日、小さな電場で分極反転可能で、柔らかくて押すと伸びて拡がる新しい「柔粘性/強誘電性結晶」を開発したと発表した。 強誘電体は、自発的な電気分極を持ち、ある大きさを超えた電場がかかると分…詳細を見る -
亜酸化銅を用いたタンデム型太陽電池の効率、結晶Si太陽電池単体の効率を超える 東芝
東芝は2019年6月18日、透明化した亜酸化銅(Cu2O)を用いたタンデム型太陽電池において、結晶シリコン(Si)太陽電池単体での発電効率を上回る効率の実証に成功したと発表した。結晶Si太陽電池単体の効率は22%だが、開…詳細を見る -
二硫化レニウムがひずみ方向によって逆のピエゾ抵抗効果を示すことを発見 金沢大学
金沢大学は2019年6月17日、中国およびドイツの研究者と共同で、二硫化レニウムの二次元結晶薄膜に与えるひずみの方向によって、正負逆のピエゾ抵抗効果を示すことを発見したと発表した。 ピエゾ抵抗効果は、半導体や金属に…詳細を見る -
量子ドットに閉じ込められた電子の幾何学的配置を実験で特定することに成功
スイスのバーゼル大学の研究チームは、量子ドット内の単一電子の幾何学的配置を特定する方法を発見したと発表した。電子の波動関数がサブナノスケールの精度で分かるため、電子スピンの制御の改善、ひいては量子コンピュータの発展につな…詳細を見る -
電力効率とEMIノイズを高速に予測できるIGBT/IEGT向け回路モデル技術を開発 東芝デバイス&ストレージ
東芝デバイス&ストレージが2019年6月14日、電力効率とEMIノイズを高精度かつ高速に予測できるIGBT/IEGT向け回路モデル技術を開発したと発表した。同技術により、従来技術と比較して、電力効率の予測値の誤差率は20…詳細を見る -
スピン流が機械的な力を生み出すことを実証――ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法 原子力機構や東北大ら
日本原子力研究開発機構は2019年6月13日、東北大学や理化学研究所(理研)、東京大学らとの研究グループが、マイクロメートルスケールの磁性絶縁片持ち梁(カンチレバー)を作製し、そこに磁気の流れである「スピン流」を注入する…詳細を見る -
足回り部品の防錆性能を高めた溶接方法「自動車足回り向けスラグ低減溶接プロセス」を開発――日本溶接協会賞技術賞を受賞 神戸製鋼所とマツダ
神戸製鋼所(KOBELCO)とマツダは2019年6月12日、足回り部品の防錆性能を高めた溶接方法「自動車足回り向けスラグ低減溶接プロセス」を開発したと発表した。 近年進められている自動車の軽量化には、鋼板の薄板化が…詳細を見る