カテゴリー:電気・電子系
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光が遷移金属中に引き起こす超高速の光吸収特性変化をアト秒の時間精度で観測――電子の局在化が要因と判明 筑波大学
筑波大学は2019年8月6日、同大学計算化学研究センター、マックスプランク物質構造ダイナミクス研究所、チューリッヒ工科大学の共同研究グループが、パルス光が遷移金属薄膜に引き起こすアト秒(10の18乗分の1秒)時間スケール…詳細を見る -
Intel、800万のニューロンからなる新しいAIシステムを開発
Intelは2019年7月15日、人間の脳の動きを模倣したニューロモルフィックシステム「Pohoiki Beach(開発コード名)」を公開した。自動運転やスマートホーム、サイバーセキュリティといった分野において、リアルタ…詳細を見る -
ペロブスカイト半導体の発光量子効率計測――同半導体を用いた太陽電池やLEDの開発と高性能化に寄与 東北大学ら
東北大学は2019年8月1日、浜松ホトニクス、千葉大学、京都大学らと共同で、ハライド系有機―無機ハイブリッド型ペロブスカイト半導体(CH3NH3PbBr3)の発光量子効率計測に成功したと発表した。 照明や通信、太陽…詳細を見る -
低電圧で高輝度のペロブスカイトLEDを開発――新開発のアモルファス酸化物半導体を電子輸送層に用いる 東京工業大
東京工業大学は2019年7月31日、ペロブスカイト型ハロゲン化物を用いて、低電圧駆動で超高輝度のペロブスカイトLED(PeLED)の開発に成功したと発表した。 近年、有機ELディスプレイが急速に普及しつつある。しか…詳細を見る -
従来より10倍厚い有機ELを開発――優れた発光効率、駆動電圧、耐久性 九州大学
九州大学は2019年7月30日、有機発光層を金属ハライドペロブスカイト層で挟んだ有機ELを、松島敏則准教授と安達千波矢教授らの研究グループが開発したと発表した。この有機ELはペロブスカイト層の総膜厚が2000nmもあり、…詳細を見る -
排熱を電気に変換、循環型のシステムを可能にするデバイスを開発
ユタ大学の研究チームは、近接場熱輻射を利用して、排熱を電気に変換するシリコン製デバイスを開発した。自動車エンジンの排熱を使って電気系に電力供給できるほか、モバイルバッテリーの長寿命化、太陽電池の高効率化も期待できる。研究…詳細を見る -
レーザー照射の定説を覆す最小材料加工に成功――最小加工サイズの記録を大きく更新 阪大ら
大阪大学は2019年7月26日、摂南大学、京都大学と共同で、遠赤外・テラヘルツ自由電子レーザーを用い、回折限界を大きく超えた、波長の1/25サイズに及ぶ縞状構造(レーザー誘起周期表面構造)を半導体シリコン表面に制御加工す…詳細を見る -
Bi系2D薄膜を用いて超伝導状態での「逆ホール効果」の実証に成功 ハーバード大
ハーバード大学の研究チームが、厚さ1nmのBi系高温超伝導2次元薄膜の作成に成功。この薄膜を利用したデバイスを使って、ホール効果による起電力の向きが、通常の場合と逆になる「逆ホール効果」を確認するとともに、得られた定量的…詳細を見る -
シリンダー形電気二重層キャパシタLPシリーズに「LP12352R7206」を追加――静電容量を従来の2倍となる20Fに向上 太陽誘電
太陽誘電は2019年7月18日、シリンダー形電気二重層キャパシタLPシリーズに最大静電容量の「LP12352R7206」を追加すると発表した。サーバーやドライブレコーダー、スマートメーターなどのピークアシストやバックアッ…詳細を見る -
地熱や工場廃熱などの熱エネルギーで直接発電する「増感型熱利用発電」を開発――エネルギー問題の解決に向け一歩前進 東工大ら
東京工業大学と三櫻工業は2019年7月18日、熱源に置いておけば発電し、発電終了後もそのまま熱源に放置すれば発電能力が復活する、増感型熱利用電池の開発に成功したと発表した。 現在、安全かつ安心でクリーンな熱エネルギ…詳細を見る