カテゴリー:電気・電子系
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ヒトの目の錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発――センシングシステムへの応用に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年10月11日、ヒトの目の同様に、明暗の境界が強調される錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発したと発表した。 近年、人工知能システムの開発において、ヒトの知覚原理に基づ…詳細を見る -
冷却しながら発電する「レドックス・フロー熱電発電」の実用性を証明 東工大
東京工業大学は2021年10月8日、同大工学院の研究チームが、排熱源を液体で冷却しながら発電を行う「レドックス・フロー熱電発電」で発電性能を向上させ10W/m2超の発電密度を達成したと発表した。研究チームはレドックス・フ…詳細を見る -
イオン伝導性と強誘電体を共存、新たな動作原理による有機メモリ素子の開発につながる分子集合体構造を開発 東北大学
東北大学は2021年10月7日、イオンチャネル構造を有する液晶性クラウンエーテル誘導体と液晶性強誘電体からなる混晶を作製し、イオン伝導性と強誘電性が共存した新規な分子集合体構造の開発に成功したと発表した。本来、伝導性と強…詳細を見る -
がんの超早期発見につながる検査で需要増、マイクロ流路チップの大量生産技術を開発 凸版印刷
凸版印刷は2021年10月7日、フォトリソグラフィ工法を用いたガラス製マイクロ流路チップの製造技術を開発したと発表した。がんの超早期発見を可能とするリキッドバイオプシー検査や体外診断薬の分野での使用を見込んでいる。 …詳細を見る -
EV普及のカギとなるリチウム金属電池の研究
カールスルーエ工科大学(KIT)のヘルム(HIU)ホルツ協会ウルム研究所の研究チームが、現行リチウムイオン電池と比較し、極めて高いエネルギー密度と優れた容量安定性を有するリチウム金属電池を実現する手法を考案した。正極材料…詳細を見る -
ESS/定置用二次電池の世界市場の調査結果を発表――2021年は前年比43.1%増と予測 富士経済
富士経済は2021年10月6日、ESS/定置用で使用される二次電池の市場調査の結果「エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望 2021 ESS・定置用蓄電池分野編」を発表した。2021年の市場は、前年比で43.1%増加す…詳細を見る -
紙製アンテナを使用したプラスチックフリーのICタグラベルを開発――通信性能を維持し、従来品比20%の薄型化 凸版印刷
凸版印刷は2021年10月4日、同社のUHF帯ICタグ「SMARTICS-U」シリーズの新製品として、紙をアンテナ基材に用いたプラスチックフリーの環境配慮型ICタグラベルを開発したと発表した。 ICタグのアンテナは…詳細を見る -
宇宙を相手に働こう――エンジニアが転職先として検討すべきその魅力とは
創業10年以内、評価額10億ドル以上、未上場――こうした条件に当てはまる企業、革新的な製品やサービスを生み出して驚異的なペースで成長を遂げる企業を「ユニコーン企業」と呼ぶ。そのユニコーン企業に該当する日本の企業は数社しか…詳細を見る -
業界最高水準の発電効率を持つ純水素型燃料電池5 kWタイプを発売 パナソニック
パナソニックは2021年10月1日、高純度の水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する純水素型燃料電池「H2 KIBOU」を発売した。発電効率は業界最高水準で、業務用途を想定している。 同社は、都市ガスから取り出し…詳細を見る -
発電量を2倍に――逆回転デュアルタービンホイールを利用した波力発電システム
豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームは、従来の2倍効率の高い波力発電システムを開発した。海中の逆回転デュアルタービンホイールを特長とするシンプルなデバイスで、太陽光発電、風力発電に並ぶ再生可能エネルギーと…詳細を見る