カテゴリー:エンジニア分野別
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世界最高水準の耐久性を持つプロパン脱水素触媒を開発 北海道大学ら
北海道大学は2020年6月5日、京都大学および東京都立大学と共同で、高温条件下で世界最高水準の高い耐久性を示すプロパン脱水素触媒を開発したと発表した。 さまざまな化成品の原材料として利用されるプロピレンをプロパンか…詳細を見る -
AIに関する求人ニーズ――市場としては黎明期[AIでSociety5.0を実現する]
~Society 5.0で何が変わるのか。「人工知能」が当たり前になる世界で、エンジニアに何が求められるのか~ 本記事は、エンジニア専門の転職支援会社メイテックネクストの代表取締役社長 河辺真典氏への取材を通じて、人工…詳細を見る -
大気中から水を生成する機能を備えた冷却装置を開発――外部エネルギー源不要で太陽電池パネルの出力向上に寄与
高温気候下で、空気中の水分を利用して太陽電池の効率を上げる水分採取装置がサウジアラビアで開発された。 商用のシリコン太陽電池パネルは、温度が上がると発電効率が下がり、一般に、1℃上昇すると出力(日射を電力に変換でき…詳細を見る -
Tesla、タブレス構造電極を持つバッテリーセルに関する特許を申請中
2020年5月7日、米Teslaが電気自動車用のバッテリー開発に関する特許申請中であることが明らかになった。申請されたのはタブレス構造電極を持ったバッテリーセルで、出願公開された特許明細書によると、米国特許公開番号は「2…詳細を見る -
しわを増減させる方法が示される――しわができる原因の理解へ一歩前進か
沖縄科学技術大学院大学(OIST)2020年6月4日、材料のエッジにおける曲率を変化させることで、どのようにしわを増やしたり減らしたりできるかを示したと発表した。 しわは、圧力センサー、航空機パネル、軽量宇宙船の構…詳細を見る -
花王、セルロースナノファイバーの疎水化技術を活かした複合高機能樹脂「LUNAFLEX」を提供開始
花王は2020年6月5日、バイオマス由来のセルロースナノファイバー(CNF)を改質し、各種用途の樹脂に配合することで、少量でも樹脂の強度や寸法安定性(熱膨張率の低減)を向上させたと発表した。この改質CNF配合高機能樹脂を…詳細を見る -
空気と電気で推進するプラズマジェットスラスターのプロトタイプを発表――航空機にも電動化の波
武漢大学の研究チームは、航空用ジェットエンジンの電動化を前進させる新しい方法を考案した。空気を圧縮してマイクロ波でイオン化し、発生した高温高圧のプラズマを推進力に利用する。電気のみで推進し、化石燃料に依存しない旅客機につ…詳細を見る -
旅客機内でもソーシャルディスタンシングを確保――シート間に設置する感染防止キット「PlanBay」
旅客機の座席に設置してソーシャルディスタンスを実現するキット「PlanBay」が、航空関係エンジニアリング会社であるEarthBayによって提案された。 新型コロナウイルスの発生により、世界中で航空交通を利用する旅…詳細を見る -
「スキルミオン」を制御して、高速、大容量、小型のデータストレージを実現する
ニューヨーク大学の研究チームは、次世代のデータストレージ技術として注目されている「レーストラックメモリ」の性能向上につながる研究結果を発表した。「スキルミオン」と呼ばれる微小な磁気渦をデータの担い手とすることで、省電力、…詳細を見る -
MIT、不足する人工呼吸器をより安全に共用する方法を提案
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う人工呼吸器不足に対処すべく、1台の人工呼吸器を2人以上の患者で使えるようにするため、人工呼吸器の管(チューブ)を分岐させるというアイデアを巡って盛んに議論されている。2020年3月下旬に…詳細を見る