カテゴリー:電気・電子系
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薄くて高強度なポリプロピレン系多孔質フィルムを開発――省エネ、省資源に貢献 三菱ケミカル
三菱ケミカルは2018年9月4日、ポリプロピレン(PP)系多孔質フィルムの空孔径、空孔率、空孔分布などの構造因子を材料設計とプロセス設計に落とし込み、空孔構造を精密に制御することで、薄く高強度なポリプロピレン系多孔質フィ…詳細を見る -
燃料電池などに使う電解質薄膜の耐久性を5倍以上に向上――出力向上や小型化にも目途
科学技術振興機構(JST)は2018年9月4日、燃料電池などに使用する電解質薄膜の研究にAGCが取り組み、機械的な耐久性(乾湿サイクル耐久性)を従来比で5倍以上に向上した薄膜の開発に成功したと発表した。 今回開発し…詳細を見る -
全固体リチウムイオン電池充放電時のLiイオンの動きの可視化に成功 パナソニックなど
パナソニックは2018年9月3日、ファインセラミックスセンターおよび名古屋大学と共同で、全固体リチウムイオン電池の充放電時におけるLiCoO2正極内のLiイオンの2次元分布とその変化を可視化することに、世界で初めて成功し…詳細を見る -
原子力機構ら、角運動量の温度変化を観測できる汎用性の高い角運動量測定装置を開発――高速磁気デバイスの材料探索に貢献
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と理化学研究所(理研)は2018年8月31日、磁気の原因となる電子の回転運動(角運動量)を観測する高速回転装置を開発したと発表した。 磁石の磁気は、内部の電子の自転や公転による角…詳細を見る -
ハーバード大、電力グリッド向けに新しい液体電池を開発
ハーバード大学の研究チームが、安価で安全なキノン系有機分子を用いた新しいレドックス・フロー電池(RFB:Redox Flow Battery)を開発した。現在RFBとして実用化されているバナジウム系よりも長時間の充放電サ…詳細を見る -
リコーインダストリアルソリューションズ、2軸駆動の新型MEMSを採用したスペックル低減モジュールを開発
リコーインダストリアルソリューションズは2018年8月30日、プロジェクター業界向けに、独自に開発した2軸駆動のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を採用したスペックル低減モジュー…詳細を見る -
従来比3.5倍、1300nm帯で出力6.8mWの近赤外LEDチップをDOWAが開発
DOWAエレクトロニクスは2018年8月27日、中心波長1300nm帯での出力が6.8mWとなる近赤外LEDチップを開発したと発表した。同社の従来品と比べて3.5倍の出力となり、サンプル提供も開始している。 同チッ…詳細を見る -
物質の質量起源を解明――ヒッグス粒子とボトムクォークの結合を初観測 東大、KEKなど
東京大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)などの研究グループは2018年8月28日、これまで実験的に観測が困難だった「ヒッグス粒子がボトムクォーク対へ崩壊した事象」を、5σ(99.9999%)以上の確度で観測したと発…詳細を見る -
絶縁体で発生する熱ホール効果を発見、そのメカニズムを解明 東大など
東京大学は2018年8月27日、北海道大学およびSungkyunkwan大学と共同で、絶縁体では観測されないはずの熱ホール効果を、絶縁体であるカゴメ反強磁性体で観測し、その発生メカニズムを解明したと発表した。 熱流…詳細を見る -
ケンブリッジ大、ハイレート型リチウムイオンバッテリー用の新電極材料を開発
英国ケンブリッジ大学の研究チームが、従来よりも急速充放電が可能なハイレート型リチウムイオンバッテリーを実現する新材料を発表した。ニオブ・タングステン酸化物を電極に使用し、リチウムイオンが一般的な材料よりも速い速度で移動す…詳細を見る